教育学修士で幼児教育・特別支援の専門家の竹村文さんの事例
自営業1年生村上さん
齊藤さん、聞いてください。友達にすごい経歴の人がいるのですが仕事がなくて困っています。何でこんなことがあり得るのでしょうか。
さいとう
経歴スゴイことと仕事が次々舞い込むことが比例しないのは普通です。ちなみに、どんなご経歴の方なんですか?
自営業1年生村上さん
えっ、そうなんですか?ちなみにこの友達は海外の有名な海外の大学を卒業していて英語もペラペラです。
さいとう
なるほどです。結論そういう方って結構沢山います。同じような境遇で仕事も得ている竹村文さんがいるので今日は紹介しますね。
今日の目次
人が羨む経歴があるのに仕事がある人とない人の違い
上記村上さんと齊藤の会話を読んで、特に学歴や国家資格を持たない方は「そんなことってあるの」と思うかもしれませんが、そんなことって超あるあるです。
このブログの副タイトルには「うまい寿司を握れることと、売れる寿司屋になることは別事」と書いていますが、
スゴイ技術があることと売れることは別事
と同じように
スゴイ学歴・経歴があることと売れることもやはり別事
なんです。
では、スゴイ経歴がある人の経歴って意味がないのでしょうか?
当然そんなことはないので、今日は、サンディエゴ州立大学で幼児教育を学び、その後コロンビア大学大学院教育研究科を卒業した教育学修士で幼児教育・特別支援の専門家の竹村文さんを紹介します。
幼児教育・特別支援の専門家の竹村文さん
竹村文さんは、上記の通りサンディエゴ州立大学で幼児教育を学び、その後コロンビア大学大学院教育研究科を卒業した教育学修士で幼児教育・特別支援の専門家で、特別支援教育コンサルタントです。
スゴイですよね。(笑)
もう突つき様のない経歴です。
ちなみに、竹村さんの経歴はこれだけではなく、アマゾンでも販売している
・教師と親のための子どもの問題行動を解決する3ステップ
・特別支援を必要とする子ども達に対する運動を用いたシンプルなアプローチの実例集「I Am the Child」
の翻訳も手掛けています。
学歴だけでもスゴイのに、業界の教科書みたいなも本の翻訳も手掛けるなんて、貴族に生まれた超ハンサムガイみたいなもんです。(笑)
そんな竹村さんは今日本で活躍しているのですが、さぞ仕事が殺到しているかと思いきや、そうではありませんでした。
こんなに超絶スゴイのに、仕事があまりない日が続いたんです。
なぜそんなことが起こるのか。
それは、スゴイ学歴・経歴があることと売れることは別事だからです。
アセスメントと支援プログラムの作成を受託
そんな竹村さんですが、この春バタバタっと法人契約を獲得されました。
具体的には、
竹村さんが受託した法人案件
- 青森の児童発達支援事業所から通年の療育コンサルを受託
- 徳島の放課後デイからアセスメントと支援プログラムの作成を受託
です。
仕事が入ったと思ったら、いきなり全国展開。(笑)
これが、経歴がある人の凄さです。
でも、 仕事がなかった竹村さんがなぜ法人契約を立て続けに獲得することができたのでしょうか。
それは、必要なステップを踏んだからです。
経歴があってもなくても仕事を得るために必要な3ステップ
結論だけ言っちゃうと、上記法人案件はいきなりお願いします!って言われたのではなく、お願いされるようにステップを作りました。
そのステップとは、
仕事を得るために必要な3ステップ
- 知られる
- 今必要なものを買ってもらう(相談される人になる)
- 相手に本当に必要なのを提案して受注
の3ステップです。
ほとんどの人が、③を売りたいからいきなり③を売ろうとします。
でも、これは基本売れません。
なぜなら、お客さんからしてみれば
・あなたが何者なのかわからない
・あなたの実力がわからない
・あなたがどんな提案をしてくれるのかわからない
から。
そんな状態で③が欲しい!と指を加えていても③の受注が舞い込むことってほぼゼロ。
ではどうすればいいのかと言うと、
①知られる
②今必要なものを買ってもらう(相談される人になる)
をするんです。
ちなみに、竹村さんは②としてこの受注を受ける数ヶ月前に「職員研修」を実施していました。
「研修の受託って竹村さんだからできたことですよね?」
自営業1年生村上さん
なるほど、この3ステップを踏むと「スゴイ学歴・経歴があることと売れることは別事」が解決できるんですね。 でも・・・結局竹村さんが②で研修を受託できたのも、竹村さんの経歴がスゴイからじゃないですか?」
良い質問です。
その質問は、竹村さんのことを紹介すると100%聞こえてくる質問です。(笑)
えと、竹村さんの経歴がスゴイから仕事が受注できるなら、②今必要なものを買ってもらう(相談される人になる)を飛び越えて③相手に本当に必要なのを提案して受注の依頼が獲れます。
でも竹村さんはいきなり③ではなく①→②→③の順でした。
結論として知っておきたいのは、お客さんが商品を購入するのは、お客さんが必要だからでそれ以外の理由は無いんです。
これが絶対なので、竹村さんはまず竹村さんじゃなくてもできる研修を②として販売したんです。
仕事を得るために必要な3ステップ
- 知られる
- 今必要なものを買ってもらう(相談される人になる)
- 相手に本当に必要なのを提案して受注
の3ステップは、経歴の凄さに関係なく使えるんですね。
経歴の有無に関係なく仕事を得るために必要なこと
ということで今日は、人が羨む経歴があるのに仕事がある人とない人の違い(事例あり)と題して、特別支援教育のコンサルタントの竹村文さんを紹介しました。
繰り返しになりますが、
・スゴイ技術があることと売れることは別事
と同じように
・スゴイ学歴・経歴があることと売れることもやはり別事
です。
これは事実。加えて、経歴があってもなくても
①知られる
②今必要なものを買ってもらう(相談される人になる)
③相手に本当に必要なのを提案して受注
の3ステップを踏むと、仕事って受注しやすくなります。
ぜひこのステップも覚えておいてください。
焼き鳥焼いてるジョンレノン
これは余談ですが、僕は竹村さんみたいな人のことを「焼き鳥焼いてるジョンレノン」ってよく言います。
ジョンレノンなら、焼き鳥焼いてないで、歌を歌ったほうがいいですよね。
世界的なアーティスト何だから。
でも、当の本人がそうすべきって気づいてなく「あー、仕事欲しいな」と思った時、焼き鳥屋のバイト募集のチラシを見ると、焼き鳥屋で焼き鳥焼いちゃうんです。
ジョンレノンなのに。(笑)
これ、もったいないですよね。
この現状を脱出するためには、現在地を把握すること(客観的に経歴・実績・能力を見てもらい、本来いる場所を指摘してもらうこと)が大切です。
「わ、私も現在地知りたいですっ!」という方は、1to1コンサルティング46期でご一緒しましょう。あなたが本来いるべき場所は、そこじゃないかもしれません。
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