楽をして売上を上げようとすると売り上げは下がる法則
ビジネスプロデューサーの齊藤直です。
商売を営んでいると嫌でもこれに気づくときがあるけど、『楽をして売上を上げようとすると売り上げは下がる法則』があります。
どんな業種業態でも、その仕事や作業に慣れてくると、10でやっていたことが、8とか7でできるようになってきます。
そうなってくると、もっと楽をして同じもしくはそれ以上の売り上げを作れるんじゃないかと考えがちになります。
でも、それはただの幻想に過ぎないのです。
勝利の女神は常に「楽じゃない方」に立っている
人間、どうしても楽な方楽な方に流れがちだけど、勝利の女神は常に「楽じゃない方」に立っています。(と、齊藤は考えてます。)
なぜなら、勝利の女神は基礎トレを辞めない人が好きだから。
基礎トレという言葉は、スポーツで使われることが多いけど、商売でも基礎トレはとても重要。
わかりやすくスポーツから例にすると、例えば野球が上手になりたいなら、
・ロードワーク
・素振り
・キャッチボール
という基礎トレは、絶対必須。
これらの基礎トレは、毎日やってもやり過ぎっということありません。
これと同じことが、商売でも言えます。
例えば、肉屋なら
・肉を切る機械を清潔に洗って
・いい肉を仕入れて
・今日の一押し情報を顧客に流す
という基礎トレは実に大切。
これらをせずに「毎日ぼーっとしてても肉が勝手に売れていく仕組みがほしいなー。」とか考え出すと、段々と基礎トレが疎かになり、結果売上は右肩下がりとなるわけです。
と、ここまで話すと「商売を楽しんではいけないのか」と思う人がいるかもしれませんが、楽しむ(たのしむ)と楽をする(らくをする)は、同じ字を使うけど、全然意味が違うことを理解しておきたいところです。
商売は楽しむべき、しかし、楽をするということは考えるべきではないってことです。
あなたがすべきあなたの業種・業態ならではの「基礎トレ」は何ですか?
商売の基礎トレは、肉屋なら肉屋の、魚屋なら魚屋の、不動産屋なら不動産屋の基礎トレがあります。
とういうことで、質問。
今日、あなたがすべきあなたの業種・業態ならではの「基礎トレ」は何ですか?
追伸
「楽をする」ということと「仕組みをつくる」ということは、ノットイコール。
仕組みをつくるということについては、こちらの記事でどうぞ。