スタジオアリスさんからビッグオファーをいただきました!

「何から何まで自分がやらない」という選択をした結果、スタジオアリスさんのお仕事を受けることができました。


ビジネスプロデューサーの齊藤直です。

またまた、嬉しい報告です!

学園生で「可愛いフェイクスイーツ教室ayapeco(あやぺこ)関西・大阪・神戸」主宰の宇仁菅綾先生から「スタジオアリスさんから撮影小物としてフェイクスイーツの製作依頼をいただきましたー!」というご報告をいただきました。

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今回宇仁菅先生が獲得した製作オファーは、このブログをお読みのあなたにとって、多くの学びがあると思いますので、解説をしておきます。

ミシアラグジュアリーさんが仲介


今回のスタジオアリスさんからの製作依頼は、

スタジオアリスさん → 宇仁菅先生

ではなく、

スタジオアリスさん → ミシアラグジュアリーさん → 宇仁菅先生

という経路でいただきました。

『ミシアラグジュアリーさん』とは、撮影用衣装やレンタルスタジオ事業をされている会社さんで、ひよこクラブの表紙を飾ったり、ゼクシィで特集が組まれたりしている、いま注目の会社さんです。

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実は、宇仁菅先生はこれまでにも教室で作ったフェイクスイーツをミシアラグジュアリーさんに提供、撮影で使ってもらっていました。

また、ミシアラグジュアリーさんは、これまでにもスタジオアリスさんに商品を提供していた実績があります。

そして今回、スタジオアリスさんからミシアラグジュアリーさんに「こんな撮影小物が欲しいんだけどありますか?」というお話があったときに「それなら、いい作り手さんがいるので紹介します。」と、ミシアラグジュアリーさんから宇仁菅先生を紹介くださったのです。

「何から何まで自分がやらなくてはいけない」は思い込み


独立して一人で仕事をしていると、「何から何まで自分がやらなくてはいけない」と思いますよね。

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それ・・・完全に間違えた思い込みです。

上記にご紹介した宇仁菅先生も「何から何まで自分でやらなかったから」スタジオアリスさんのオファーを受けることができました。

解説しますね。

例えば、上記にご紹介した例を宇仁菅先生が何から何までやるとなると、

1.宇仁菅先生がフェイクスイーツをつくる
2.宇仁菅先生が企業用プレゼン資料をつくる
3.宇仁菅先生が企業(例. スタジオアリスさん)にアポを取る
4.宇仁菅先生が営業に足を運ぶ


となります。

これ・・・現実的でしょうか?

自分仕事を頑張っている人ほどよく分かると思いますが、これはまったくもって現実的ではありません。

なぜなら、宇仁菅先生は「教室業」が主な仕事で、既に365日大忙しだからです。

そこで今回は、ミシアラグジュアリーさんが間に入り、上記2〜4を担当してくださいました。

結果、宇仁菅先生は、スタジオアリスさんのビッグオファーを受けることができたのです。

目の前のニンジンの大小を追いかけるな!


このブログは「商売の教科書」と題しているので、お金の話にも触れておきましょう。

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上記を読んで、ミシアさんが間に入ったら「利益が減るじゃん」と思った人がいるかも知れません。

それ・・・正解です。

でも、考えてほしいのです。

その利益が減る減らないというのは、目の前のニンジンが大きいか小さいかという問題でしか無いのです。

ここ重要なので、よく覚えておいて下さい。

売れない商人は、目の前のニンジンの大小で仕事を選びます。

逆に、売れる商人は目の前のニンジンの奥にどれだけ人参が続いているかで仕事を選びます。

今回の宇仁菅先生の例で解説をすると、ミシアラグジュアリーさんが間に入ることで短期的視点で見れば利益が減るかもしれませんが、長期的な視点で見ると、

・スタジオアリスさんの仕事ができる
・ミシアラグジュアリーさんとまた一つ関係が強固になる
・ミシアラグジュアリーさんと今後他の案件でもご一緒できる(かもしれない)


のです。

考えてみて下さい。

スタジオアリスさんだけでも、全国520店舗なんです。

今後、ミシアラグジュアリーさんとパートナーシップを組むことで、同様の案件がもう1件2件来たらどうでしょう。

宇仁菅先生一人では到底踏み込めなかった「スタジオフォト業界」にどっぷりと踏み込むことができますよね。

これ、宇仁菅先生が「何から何まで自分でやらなかった」結果です。

立場を変えると逆のことが言える


ちなみに上記事例は、立場を変えると逆のことが言えます。

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例えば、ミシアラグジュアリーさんが自社でスタジオアリスさんの依頼に応えようとしたらどうでしょう。

畑違いの仕事に、莫大な労働力と労働時間を費やすことになりますよね。

これも、非現実的。

つまり、ミシアラグジュアリーさんからしても、今回フェイクスイーツの製作を宇仁菅先生に投げたのは、短期で見れば利益が減ることなのかもしれませんが、長期で見れば大正解なのです。

こういう関係を、win-winといいます。

今回の案件で、宇仁菅先生とミシアラグジュアリーさんはとてもいいパートナーになることができたので、今後の両社の展開がとても楽しみです。

まとめ


ということで今日は、宇仁菅先生からいただいたご報告を元に「何から何まで自分でやらないことで切り開ける事業展開」についてお話をしました。

自営業は一人で商売をスタートしますので、どこかまでは一人であれもこれも頑張る必要がありますが、あるポイントを過ぎると、あれもこれも自分で頑張ることが会社(あなたの事業)にとって不利益になります。

どうぞ、この記事をお読みのあなたは、ご自身が日々やっている仕事を全部書き出し、それらはどうしても自分がやらなくてはいけないのかどうかを見直してみて下さい。


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