価格を重んじるバカ

価格より価値が100倍大事

自営業1年生村上さん
齊藤さん、7月から新商品を販売予定なのですが、いま価格付けで悩んでいます。やっぱり、8000円よりは7000円の方がいいですよね?

さいとう
村上さん、めちゃくちゃいい石でコケそうですね!それ、悩むことが違います。

自営業1年生村上さん
えっ、どういうことですか?8000円より7000円の方がいいじゃないんですか?

さいとう
はい、そういう問題ではないんです。いい機会なので、今日はそれについて解説しましょう。


安いほうが良いというヘッドギア


村上さんのように、商品に価格をつける際少しでも安くしようと考える人が多いと思いますが、「安くすることが良い!」というのは、あなたが被っているヘッドギアでしかないことをまず理解しましょう。



そもそも論をお話すると、「安売りできる」には必ず「多売できる」がセットで付いてきます。

これは絶対。

なのに、多売できない人が安売りしようというのは、

①商売を理解していない
②安価が正義だと思っている
③客は安価を喜ぶと思っている


です。

①は上記の通り。②と③はあなたがかぶっているヘッドギアです。

価格より100倍重要な「価値」


「安売りできる」には必ず「多売できる」がセットで付いてくるということは、つまり、超ぉでかい市場を持っていない限り、安売りはできないということです。

もっとシンプルに言うと、自営業の99%は安売りしちゃだめってこと。

なのに、みんなちょっと目を離すと安売りしようとするのは、「価格こそ重要」だと思いこんでいるから。

これ超ぉ間違いで「価格 < 価値」が正解です。



重要なので、赤ペンチェックしておいてください。

価格が価値を決めるのではなく、価値が価格を決めるんです。

なので、多売できない自営業者がまず考えるべきは「どうすれば商品の価値を上げることができるか」です。

価値が上がれば、価格は自然と上がります。

これは商売のキホンの「き」です。

価値は掛け算で上げろ


では「価値」は、どのように上げることができるのでしょうか。

これ、正解を言っちゃうと、価値を上げる理由は、1つより2つ、2つより3つある方ことが望ましいです。



例えば、

①これは●●にこだわって作った商品なんです。

というものと

②これは●●にこだわって作った商品で、今週し買えないんです。

というものでは、②の方が価値が高くなりますよね。

もっと言うと②より

③これは●●にこだわって作った商品で、今週しかかえない上に、他社製と違ってどんだけ食べても太らないんです!

という方が、価値がグンと高くなります。(そして③はおそらくバカ売れ。笑)

ね、価値を上げる理由は、1つより2つ、2つより3つがいいでしょ。

それと・・・気づきましたか?

「価値」って、売り手が上げることができるんです。

ぜひ、価格を考える前に、価値を感える癖をつけてください。

まとめ


ということで今日は、「価格を重んじるバカ」というお話でした。

「私、価値を考えずに価格を考えていました!」という人は、今日の記事を暗唱できるレベルで読み直してくださいね。

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