あなたの販売は北風?太陽?

北風はすごい力を出して負け、太陽は自ら脱がせて勝ったあの話。

自営業1年生村上さん
齊藤さん、今度新商品を販売しようと思うんですけど・・・ズバリ、販売の極意とかってありますか?

さいとう
村上さん!それあったら、ぜひ僕に教えて下さい。(笑)
強いて言えば、極意とかじゃないですが、販売時は北風にならないことが大事ですよね。

自営業1年生村上さん
北風にならない??それ、どういうことですか?

さいとう
北風と太陽っていう寓話あるじゃないですか。あのお話には、セールスで最も重要なことが隠れているんですよ。今日はそのお話をしましょうか。


北風と太陽


北風と太陽のお話は知っていますか?



簡単に概略を書くと、北風と太陽はこんな話です。

太陽と北風は喧嘩しておりました。「先に男のコートを脱がせた方が勝ち」ということになり、まずは北風が男に強く風を吹き付けました。風がびゅうびゅうと吹き気温がだんだんと下がりました。

しかし、男はコートを脱ぐどころか、どんな風が来ても大丈夫なように更にしっかりとコートを身体に巻き付けただけでした。北風は男のコートを脱がせられませんでした。

一方太陽は、男をさんさんと照らし始めました。気温はだんだんと上がり、とても暑くなりました。すると、男はすぐにコート脱ぎ、くしゃっとまとめて肩にかけました。


北風と太陽は寓話ですが、実はこのお話にはセールスで最も重要なことが隠れています。

人は売り手になった途端北風になりやすい


例えば、あなたが何かを買うときは「ゆっくり選ばせて欲しい、吟味させて欲しい」と要望があるのに、あなたが売る側になった途端色んなものを勧めてみたり、押したり引いたりしていること、ありませんか?

それ、言い換えると

買うとき:太陽に遠くから見ていて欲しい
売るとき:気がついたら北風になっている

ということですよね。



そうなんです、人は売り手になった途端北風になりやすいのです。

でも北風と太陽の話で、北風って最終どうなんでしたっけ?

そうです。

北風は力でねじ伏せようとあの手この手を使いますが、結果、男のコートを脱がすことはできないわけです。

普通の自営業者が真似しやすいのは太陽


一方、太陽はどうだったのでしょうか。

太陽がさんさんと照らすと男はを「コートを脱ぎたくて仕方がない状態」になり、自らコートを脱ぎました。



これ、販売で言うととても理想的な形。

お客さんに商品を買ってもらうとき、あーじゃねーこーじゃねーって色んなものを勧めてみたり押したり引いたりするのではなく、お客さんがが自ら「これ買いたいんですけど!」と言ってくる状態です。

あなたはこの環境を作ることできていますか?

ちなみに、勘違いしないでくださいね。

決して北風的販売がNGだと言っている訳ではありません。

単純に、北風的販売はめちゃんこ強いパワーがなければできないのです。

つまるところ、普通の自営業者が真似しやすいのは太陽的販売。

この太陽的な販売を可能にするのが、ブログとSNSを使った販売です。

基本的なお話をするウェビナー


気がつけばここ数年こういう基本的なお話をする機会がなかったので、今月は「売上が上がるブログのつくり方」などのテーマでウェビナーを開催してみようかと考えています。

ウェビナーって、ウェブ上でやるセミナーのことで、ネットに繋がったPC・スマホ・タブレットのどれか1つがあれば、世界中どこからでも受講できます。

気づくといつも北風的販売をしてしまう人、北風的販売でうまく行かない人は楽しみにしていてください。

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