「ツールと常識の移り変わり」を先読みして商品展開をしよう。

新たなツールやサービスが出たら、それがなかった時代には戻らない。


ビジネスプロデューサーの齊藤直です。

ここ数年は、あらゆるツールやサービスが登場しています。

例えば、スマートフォンに、タブレット端末、それにどこの国にも属さない通貨「ビットコイン」。

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これら新しいツールやサービスが自分より後に生まれた世代は、新しいものが出るたびに、

・よくわからない
・ややこしい
・昔の●●の方がいい


と言ったりしますが、どの時代もあらゆるツールやサービスがでてきたら、それがある現実がデフォルト(標準)になります。

昭和も平成も起きていることは同じ


上記は、昭和まで遡って考えると深く理解できます。

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例えば、生まれた時にテレビがなかった人にとっては、テレビどう使えばいいのかよくわからないものでややこしいものです。しかし、生まれた時にテレビが合った人にとっては、ソレが生活の中にあるのが当たり前で、使いこなせるのが当たり前です。

また、生まれた時にビデオ録画機がなかった人にとっては、ビデオってどう使えばいいのかよくわからないものでややこしいものです。しかし、生まれた時にビデオが合った人にとっては、ソレが生活の中にあるのが当たり前で、使いこなせるのが当たり前です。

いつの時代も、新しいツールやサービスって、それがでる以前に生まれた世代にとっては、

・よくわからない
・ややこしい
・昔の●●の方がいい


ものですが、それら新しいツールやサービスがある時代に生まれた世代に取っては、それがある・使えるのが当たり前なものです。

ちなみに、昭和の時代はまだ良かったのですが、平成になってからはこれが超加速。

平成に入ってからは、

・iPhone
・無料動画
・SNS
・電子マネー
・ビットコイン


などが次々と登場しました。

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これらは全て僕たちが生まれた後にできたものなので、僕たちにとっては

・よくわからない
・ややこしい
・昔の●●の方がいい


ものだったりしますが、生まれた時に既にiPhoneやSNSがある世代がいて、そうした世代にとってはこれらがある世界がデフォルトなのです。

決して以前の時代には戻らない


冷蔵庫にテレビに洗濯機。どれをとっても、それらが登場してからはソレがなかった時代に戻ることはありませんでした。

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その為、冷蔵庫・テレビ・洗濯機がなかった時代にあった商品やサービスは、冷蔵庫・テレビ・洗濯機がある時代にも買ってもらえる商品やサービスに進化する必要がありました。

つまり、これから来る未来は、電子マネー・ビットコイン・ブロックチェーンに当たり前に対応する必要があるということです。

未来のことを話すと???となるかもしれませんが、現代だって同じ。

子供の頃iPhoneもブロードバンドもなかった僕たちは、教科書・参考書・ノートで勉強するのが当たり前でした。

しかし、現代でそれをやっていると「買ってもらえない」ので、現代は学習全般が『iPhone×動画』で出来るようになりました。

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予備校なんて、夏期講習をスマホ受講できますからね。

現代のデフォルトって、ここです。

あなたの商品やサービスの進化


さて、ここまでを読んで、新たなツールやサービスがでたら、あなたの商品もそれらに対応させる必要性があることはよくわかったと思います。

では、問題。

・iPhone
・無料動画
・SNS
・電子マネー
・ビットコイン


が当たり前になる(なっている)この時代、あなたの商品やサービスは、どんな進化をさせることができるでしょうか。

今日は、これを考えてみましょう。


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