人目を気にせず、自分目を気にしよう

商人がすべき6ステップ


ビジネスプロデューサーの齊藤直です。

先日学園生に話したことなのですが、商売を営んでいるのでしたら、まずは「人目」を気にするのではなく、「自分目」を気にするようにしましょう。

「人目」と「自分目」


よく、人目を気にしてなかなか行動できない人っていますよね。

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こういう人って逆の視点で見ると「自分目を無視している」ということですよね。

それってつまりは、「自分がどうなりたい・どうしたいを完全に無視して生きている」ということですよね。

それって、商人として本末転倒大転倒です。

なぜなら、商人がまずすべきことは、「私はこれが好きだ・得意だ・これをやらせたら世界一なんだ!」を、世に発信することですから。

商人がすべき6ステップ


「商人がすべきことはなんでしょう?」という話をすると、決まって「売ること!」という声が挙がりますが、実は商人にとって売ることって必要ではありません。

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商品に取って必要なのは次の6つ。

1.「私はこれが好きだ・得意だ・これをやらせたら世界一なんだ!」を、世に発信すること

2.その発信を受け取ってくれる人(ファン)を10人・50人・100人とつくること

3.そのファンから、圧倒的な指示を得ること

4.そのファンに見せたら喜んでもらえるもの(コンテンツ)をつくること

5.そのコンテンツを、ファンに見せること

6.そのコンテンツを欲しいというファンに買ってもらうこと


です。

ミュージシャン(歌手)を例に考えてみよう


理解度を増すために、ミュージシャン(歌手)を例に考えてみましょう。

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ミュージシャン(歌手)は、「1.『私はこれが好きだ・得意だ・これをやらせたら世界一なんだ!』を世に発信すること」は、誰もがデビュー前に行いますよね。

日頃の生活で行うのはもちろん、オーディションと呼ばれるイベントでも、やっているのはまさにこれですね。

そして、「2.その発信を受け取ってくれる人(ファン)を10人・50人・100人とつくること」も、ミュージシャン(歌手)を目指す人なら、誰もがデビュー前からやっていますよね。

あなたも見たことがあるであろう「路上ライブ」は、このファンづくりにあたるわけです。

次に「3.そのファンから、圧倒的な支持を得ること」ですが、これもミュージシャン(歌手)を目指す人なら、誰もがデビュー前から行いますよね。

だってこの支持が得られないと、ライブハウスは一生満席にならず、つまりは、一生メジャーデビューができないことになってしまうからです。

そして、「4.そのファンに見せたら喜んでもらえるもの(コンテンツ)をつくること」が、『新曲づくり』にあたるわけです。

このあとの流れ(5と6)は、説明せずとも容易に想像が付きますよね。

上記は、ミュージシャン(歌手)を例にお話しましたが、このように他者の事例で考えると、商人としてあなたがすべきことがくっきりはっきり見えてきますよね。

あなたは今どこ?


さて、ここまでを読んで、今あなたは商人として何番をしていることに気が付きましたか?

ひょっとすると、上記何番にも該当せずに「売っている」をやっている人がいたかもしれませんが・・・それは、今日で卒業しましょう。

特にインターネットに繋がる端末を一人複数台持っている現代では、

1.「私はこれが好きだ・得意だ・これをやらせたら世界一なんだ!」を、世に発信すること

2.その発信を受け取ってくれる人(ファン)を10人・50人・100人とつくること

を行い、今日この瞬間から、あなたがあなたの顧客(未来の顧客)の偏った情報に食い込むかが重要です。

「偏った情報に食い込むか」については、昨年書いたこの記事を併せて読んでおいて下さい。


まとめ


ということで今日は、「人目を気にせず、自分目を気にしよう」というテーマで、商人は「私はこれが好きだ・得意だ・これをやらせたら世界一なんだ!」を世に発信することの重要性について、お話しをしました。

スマホ端末とブロードバンドが発展しまくっている現代だからこそ、商人は人目ではなく自分目を重要視しましょう。



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