近所付き合いでも、仕事の付き合いでもそうですが、そこにいるのは「人」
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
今年の年始まりは、例年に増して「新年の挨拶」を数多くする機会がありました。
また、これをしながら、今年は挨拶の必要性と重要性を噛み締めることができたので、今日は「商売人の挨拶」について、お話したいと思います。
新年の挨拶
年始、新年の挨拶をしながら、「何で年の暮れには、『良いお年をお迎えください。』といい、年始には『明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。』と挨拶をするのかな。」と、考えました。
これについて、特に勉強を重ねたわけではないので、そのルーツや文化的意味合いについてはお話ができませんが、きっと日本人は、元より生活の重きを挨拶に置いていたのではないかと考えました。
ほら、日々の生活でも、「あの人はいつも挨拶をしてくれる。」とか、「あの人は挨拶をしてくれない。」とかで、その人の『人となり』を判断していますよね。
日本人は、「アイコンタクト」や「ハグ」が苦手な分、言葉で交わす挨拶に、昔から重きを置いていたのではないでしょうか。
商売人の挨拶
「築地場内の家業に学ぶ商売の原点」でも書きましたが、年末訪れた築地場内では、「毎度、ありがとうございました!」の一言に、感激すら覚えました。
店員(そのお店を営む家族)全員が揃ってしてくれる「毎度、ありがとうございました!」の挨拶に、お金を払った僕が嬉しくなり、「また次もこのお店で買い物をしよう。」と、強く思いました。
システマチックに商売を動かそうとすると、
・購入後には●●というフォローをしなさい
など、ついつい「心なくしてできるテクニカルなこと」ばかに気を取られてしまいますが、何よりも大切なのは、「お客さんへの挨拶」ですよね。
ということで、商人である私たちは、お客さん一人ひとりに対する、仕事の仲間一人ひとりに対する「挨拶」を徹底的に磨かなければいけません。
挨拶が縁を紡ぐ
近所付き合いでも、仕事の付き合いでもそうですが、そこにいるのは「人」です。
そんなの、当たり前だろ!と思うかもしれませんが、忙しさにかまけると、ついつい、相手が人ではなく「PCの中のPC」に思えてしまい、言葉遣いや文章が雑になってしまいます。
でも、事実として、私たちの近所付き合いの相手、仕事づきあいの相手は「人」です。
であるならば、私たちは相手が「この人と近所で良かった」「この人と仕事ができて良かった」と思っていただけるだけの『挨拶』ができなければいけません。
事実として、挨拶ができる人ほど、人との縁が多くある様に思えます。
挨拶は、縁を紡ぐのです。
挨拶をしっかりする
ということで、2017年は「挨拶をしっかりする1年にしよう」と、心に強く決めました。
僕が当たり前に挨拶で縁を紡ぐ人間になれれば、きっと子どもたちも、挨拶で縁を紡ぐ人間になれることとおもいます。
まずは、親の僕が手本になって・・・ですね!