危険率を無視した計算をすると、意図して、とんでもない事態を引き起こしてしまいます。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日、学園生にお話したのですが、商売をしている以上、「危険率」って絶対に考えなくちゃダメです。
危険率
危険率とは、「ある行動について、それが失敗に帰する(と見込まれる)割合」のことです。
例えば、参加費4000円で10人集め4万円の売上が必要な場合、参加費を4000円設定にするとマジで10人集めないといけません。
これに対し、危険率を20%と定めた場合、
10人集めるところを、8人集まればいい状態にするので、参加費は5000円にしないとダメだね。
ってことになるのです。
これが、危険率です。
稼動日の算出にも危険率を使う
以前こちらの記事でも書きましたが、例えば、稼動日を考える場合でも、「今日現在、来月は25日働けそうだから、来月の稼動日は25日で計算しよう。」とすると、大ゴケします。
この場合も、危険率を20%にすると、25日だったはずの稼動日は、20日で計算をしなければいけないということになります。
25日と20日って、「5日」も違います。
でも、「この5日を無いものとして考えること」って、本当に大切なのです。
なぜなら、あなたも僕も人間ですから、
・急な病気
・予期せぬ怪我
・身内の不幸
などがあるかもしれませんからね。
今月の運営状況をもう一度見なおしてみましょう
ということで、「今日の今日まで、危険率なんて考えもしなかった!」という人は、既にスタートしていますが、今月のそれから、ご自身の商売の運営状況をもう一度見なおしてみましょう。
例えば、あなたが「集客人数」が重要な商売をしているのでしたら、集客人数に、危険率をかけてみましょう。
また、あなたが「仕入れ」を要する商売をしているのでしたら、仕入れ数に危険率をかけてみましょう。
また、あなたが「仕入れ」を要する商売をしているのでしたら、仕入れ数に危険率をかけてみましょう。
「危険率」を考えるって、商人にとって、基本の基本です。
是非、やってみましょう。