何を言うかより誰が言うか:信頼されるフリーランスになるためにすべきこと

フリーランスが信頼を得るためにすべきはこの3つ

自営業1年生村上さん
直さん、聞いてください。この間私がお客さんにしたアドバイス、後日本を読んでいたらあの有名な◯◯さんも同じことを言っていたんです。


さいとう
えー、スゴイ。つまりは、村上さん一流になる素質があるのですね!それは自信になりますねー。


自営業1年生村上さん
でも何ででしょう?◯◯さんだと沢山の人がうなずくのに、私が同じことを言っても私のお客さんですら、うなずいたりうなずかなかったりです。この違いって何ですかね?


さいとう
それはですね、一言でいうと信頼があるかどうかですね。村上さんは何を言うかが大切と思っているようですが、世の中は「誰が言ったか」の方が100倍大事です。もっと丁寧にいうと「それを言う人にどんな信頼があるか」が大事です。

何を言うかより、誰が言うかのほうが100倍大事

村上さん同様に、

「何で私が言っていることはあの人と同じことなのに、評価されるのはあの人の言葉で、私の言葉に振り向いていくれる人少ないんだろう。」

って思っている人、いますよね。

ズバリ言っちゃうと、その答えは「あの人」にある信頼が個人事業・フリーランスのあなたには無いからです。


オブラートに包まず言えば、世の中「何を言うかより、誰が言うかのほうが100倍大事」なんです。

っていう話をすると「その信頼はどうしたら得られるのですか?」という話になるので、今日はこれについて一緒に勉強しましょう。

そもそも信頼とは何?

そもそも信頼とは何でしょう?

あなたはこれ、一言で説明できますか?


信頼に似た言葉に信用という言葉がありますが、僕はこの2つの言葉をこう解釈しています。

信用

信用とは、これまでの行いや業績、結果に対し外部から得る評価

信頼

信頼とは、その人の行いや考え方、立ち振舞に対し外部から得る評価

主語に注目すると、信用は主語が結果、信頼は主語が人っていう感じですね。

ということは、個人事業・フリーランスは個人で戦うビジネスですから、信用も大事だけど信頼が何より大事ってことです。

では、個人事業・フリーランスはどうしたら信頼を得られるのでしょうか?

僕は、個人事業・フリーランスが信頼を得るためには3つのことが必要だと考えています。

その3つとは、

①一次情報の発信
②日々の実績(何をしてどうなったか)をちゃんと見せる
③外部実績も積み上げる・見せる


です。詳しく解説しますね。

①一次情報の発信

一次情報の発信とは、あなたが専門とする領域に関する

・ノウハウ
・あなたの主張(意見)


をあなた発で発信すること。


個人事業・フリーランスは「個人」が最大の商品。

なので、どこかに書いてある事をあなたのチャンネルから発信するのではなく、あなたから発の情報をあなたのチャンネルから発信することが大切。

ノウハウに関しては、あなたが本当の一次発信元になるのは難しいかもしれませんが

「僕はこうしました、私はこうしましたの実例」

なら、あなたが一次発信元になれますよね。(個人事業・フリーランスはこれが出せるから強い!)

人が知りたいのは具体例なので、ここ大切にしてください。

②日々の実績(何をしてどうなったか)をちゃんと見せる

はそのまんまなのですが、他者が見れば「おぉっ!」となることを日々していても、ソレを発信しなければ、世の中にとっては、あなたがソレをしていないのと同じ。

僕はよく「ブログやSNSは拡声器ですよ!」と話すのが、コレ。


個人事業・フリーランスはあれもこれも自分でやるので、忙しくなってくるとついつい発信が疎かになってしましますが、これが超NG

今日あったことをあなたの元で止めていると、その事象の価値は1ですが、ブログやSNSに書くとその事象の価値は100とか1000になります。

2021年現在、ネットの中のあなたが世の中のあなたなので、個人事業・フリーランスをするなら、日々の実績(何をしてどうなったか)をきちんと配信して、あなたの考え・行動・結果を知ってもらいましょう。

③外部実績も積み上げる・見せる

3つ目は、外部実績も積み上げる・見せるです。

例えば、これを見てください。

スポーツ庁・障害者スポーツ振興室のみなさんとの意見交換会に参加させていただきました


立憲民主党「難病PT・文部科学部会合同会議」でお話をさせていただきました


これは、齊藤がコンサルと別途20年主宰しているNPOの一幕です。

齊藤が主催するNPOでは「障害児者へのスポーツ指導」を行っています。


コレを見せましょうというのが、上記②。

これはもちろん重要なのですが、それらを手掛ける私たちは、外部組織・団体とこんなことしてるんですよとして、

スポーツ庁・障害者スポーツ振興室のみなさんとの意見交換会に参加させていただきました


立憲民主党「難病PT・文部科学部会合同会議」でお話をさせていただきました


を見せると、どうなりますかね?

「おぉ、そんなこともしてるのか。」って信頼をまた1つ得ることができますよね。

この外部と何をしているのかの発信も、個人事業・フリーランスはとても大切なのでぜひ実践してください。

例えば、

・雑誌に出ました
・新聞に掲載されました
・TVに特集されました


などは、忘れずに発信しましょう!

信頼がある個人事業・フリーランスは相談も問合せも依頼も増える

上に紹介した

①一次情報の発信
②日々の実績(何をしてどうなったか)をちゃんと見せる
③外部実績も積み上げる・見せる


を日々コツコツしていると、信頼って雪だるまのように大きくなってきます。

信頼がある個人事業・フリーランスは、自分の声を聞いてもらえるようになるのはもちろん、

・相談
・問合せ
・仕事の依頼

が増えます。

ちなみに、こういう話をすると「世間のみなさまに信頼されるように頑張ります!」と変なんスイッチが入る人がいますが、急に対象を世の中全てにすると大失敗します。

今日話しているのは、個人事業・フリーランスとして培べきは信頼という話ですから、あなたが信頼してもらうべきは「あなたのお客さんから」です。

つまり、

①一次情報の発信
②日々の実績(何をしてどうなったか)をちゃんと見せる
③外部実績も積み上げる・見せる


をする前に、自分のお客さんは誰かが明確になっていることが大前提の前提ですので、ここはチェックしておいてくださいね!

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