「先に人を集めるビジネス」と「先に商品をつくるビジネス」

自営業の鉄則は、先に人を集める。


最近、「むさしの森珈琲」というカフェがお気に入りの齊藤直です。

今日は、「先に人を集めるビジネス」と「先に商品をつくるビジネス」の話。

「先に人を集めるビジネス」と「先に商品をつくるビジネス」


世の中には、

①先に人を集めるビジネス
②先に商品をつくるビジネス


の2種類があります。

解説をしますと、①はGoogleとかfacebookなど。

先に使ってくれる人をがーって集めて、後から広告ビジネスを開始というパターン。

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②は昔で言えばファミコン、今で言えばiPhone。

「こんないいもの作りましたがいかがでしょうか!」と発表して、人が殺到するパターン。

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これらを見ると、GoogleもfacebookもファミコンもiPhoneも世界中で大人気。だから、どっちもありのように聞こえるけど・・・

結論、②は自営業者はしちゃだめ。

なぜなら、成功確率が恐ろしく低いから。

自営業者は②をしちゃダメ。


大手が②をするときには、恐ろしいリサーチをして、対策を重ねて重ねて実施に至ります。

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こんなこと、自営業者にはできない。

できないで②をすると

「商品(物・サービス)を作る → 人が集まらない」という、悲劇が目の前に広がります。

だから、NG。

ちなみに、想像したらわかると思いますが②は商品を先につくるので先行投資が必要。

この観点で考えても、自営業者は②をするのが難しい。

ということで、自営業者がすべきは①。

自営業者が「先に人を集める」ということ


自営業者が先に人を集めるということはどういうことかっていうと、商売を始める前(または新規取り組みを始める前)に未来のお客さんを集めましょうっていうこと。

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ここで言う未来のお客さんのことを、世の中では「見込み客」と呼びます。

結論から言うと、見込み客が100人いる状態で商売をスタートしたら、自営業でコケるのはなかなか難しい。

考えてみてください。

お客さん0でラーメン屋を開店するって、結構バクチ。

開店してからの広報にどれだけエネルギーをかけられるかで、ラーメン屋をやっていけるかどうかが決まります。

しかも、相当美味しくないと喜んでもらえない。

これに対し、お腹が空いている人100人が行列を作ってくれている状態でラーメン屋を開店したら・・・とりあえず100杯は売れて、1杯500円だったとしても50万円の売上が立ちます。

ちなみに、味は普通で良いわけです。

「すげー商品」である必要はない


商売を始める人・新規取り組みを始める人って「すげー商品じゃないとダメ」「すげー売れないと意味がない」って思っている人が多いですが、商売って、

①普通に売れる
②安定して売れる
③すげー売れるものも出てくる


という順が良いです。

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①と②を無視して③を狙っちゃだめ。

上記ラーメン屋が良い例ですが、お腹が空いている人が100人いれば、ラーメンの味は普通でも100杯売れます。そして、感謝されます。

ということで今日は、「先に人を集めるビジネスと先に商品をつくるビジネス」という話でした。

これから商売を始める人・新規取り組みを始める人は、「先に人を集めること」をしっかりやってみてください。

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