「商品」とは、問題を埋める「穴埋め剤」でしかありません。
末っ子の授業参観に行ったら同級生の女の子から「えっ、●●(息子名)のお父さんですか?●●に似てるー!ウケるー!」と言われた齊藤直です。
ウケていただき光栄ですが、僕が息子に似ているのではなく、息子が僕に似ているのです。
さて、最近グルコン生には耳タコレベルで話している「商品を先につくるバカ」という話。
商品とは
入学したばかりのグルコン生はよく「●●を売りたいのですが、どうしたら売れますか?」と質門をしてきます。
「これ、何がいけないの?」というあなたは、以下をよく読んで下さい。
「商品」とは、問題を埋める「穴埋め剤」でしかありません。
穴埋め剤でしかないという事は、穴がなければ使い道がないということです。
つまりは、穴埋め剤をつくるより穴を見つけるのが先で、その穴は
・どんな大きさなのか
・どのぐらいの深さなのか
・どんな形をしているのか
をしっかりとリサーチすることが重要です。
①がリサーチで②が商品づくり
こういう話をすると、「卵が先か鶏が先かみたいなお話ですね!」と揚々と言う人がいますが、それは全く違います。
明らかに「穴を見つけるのが先」です。
穴を見つけるのが最も重要なのに、みんなこれをせずに穴埋め剤(=商品)をつくるから、商品の販売をしたけど売れない!と嘆くのです。
それ当たり前なんです。だって、穴埋め剤が穴の形に合ってないんだから。
売れるも売れないも説明できることが重要
ここまででなんとなくわかるかもしれませんが、商品が売れるときにも売れないときにも「理由」があります。
これについてお話しておくと、商売人としてヤバいのは「売れない理由がわからないこと」。
売れる理由がわからないのも十分ヤバいですが、売れているので状況は良いわけですよね。
これに対し、売れない理由がわからないというのは、
①商品が売れないからお金が入ってこない
②次回の対策が何もできない
とWで困ることになります。
こうならないためにも重要なのが、売る前の・商品をつくる前のリサーチ。
やるべき順番を書くと、
①リサーチ
②商品作り
③販売準備
④販売
です。
これやっていない人は、商品が売れなくて当然なので、ぜひ今日からやってみて下さい。
自営業.com新聞の登録もお忘れなく
「このブログを毎日読みに来たいけど、忙しくて読みに来れない日もある!」という方のために、『自営業.com新聞』をLINEでお届けしています。登録はわずか2ステップ、5秒で終わりますのでまだの方は今すぐどうぞ!