facebook広告はマネタイズを1つか2つ後ろにずらすことがポイント
今朝、妻が娘と出かける際、留守番をする息子たちに「お昼はどこどこに何があるからね。それから、一応パパも2階にいるから。」と言ったのが聞こえ『一応』というキーワードが胸に刺さって抜けないビジネスプロデューサーの齊藤直です。
先日内藤さんと開催したセミナーで、ブログやホームページ(貯まる媒体)とSNS(拡散する媒体)の使い分けについて、こってり話してきました。
その時にも話したことなんですが、SNSと一言に言っても、媒体によって大きな特徴があります。
Instagramなら「一致点」facebookなら「人」
例えば、Instagramなら「一致点」でつながるという特性があるし、facebookなら「人」でつながるという特性があります。
人と人とがつながる場といえば「居酒屋」を思い浮かべる人がいるかと思いますが、それ大正解。
facebookは「ネット上の居酒屋」って考えると、色んなことが腑に落ちるんです。
まず、リアルな居酒屋を思い浮かべてください。
居酒屋って、みんなでお酒を飲んで楽しむところでしょ。
そんな居酒屋では、ストレスとか心理的なハードルが0なわけです。
ストレスとか心理的なハードルが0だから、居酒屋では今日知り合った隣のおっちゃんとワイワイ盛り上がったり、上司の悪口をこてんぱんに言ったりできちゃいます。(笑)
そんな居酒屋に、ガラガラっと途中から入ってきた奴がいきなり保険商品を勧めてきたら、どうですか?
「実印はこちらにお願いします。」とか言われた日にゃぁ、どんだけ酔っ払ってても酔が冷めますよね。
結論、居酒屋で商品を売ると、超絶嫌われるということ。
これ、facebookも同じです。
facebookで好まれる投稿と嫌われる投稿
さっき、「facebookはネット上の居酒屋」って言いましたが、facebookは人と人とがつながるストレス&心理的ハードルが0の場であることが基本ベース。
そんな場であるfacebookでは、
「どんなことやってるよー」
「どんなことやってきたよー」
とか「その人の人柄がにじみ出ること」を書くと好まれるんだけど、
「これ買ってくれ、できれば今スグ買ってくれ!」とか書くと、ドン引きされるわけ。
ちなみにこれは、タイムライン投稿だけじゃなくて、広告も同じなのでこれについても書いておきます。
facebook広告では商品を売るな!
facebook広告を出す場合は、当たり前だけど広告費がかかります。
お金が出ていくとわかった途端、いきなり回収をしようと広告で商品を売る人がいるけど・・・これ大間違い。
広告でも、facebookでは商品を売ると嫌われることを知っておくといいです。
何で嫌われるかって言うと、冒頭に書いた通りfacebookが「人」でつながる媒体だから。
「じゃぁ、facebookで広告を出すのは意味がないのか?」というと、そういうことじゃないので、以下。
facebook広告は決して意味がないわけじゃなくて、めちゃくちゃ意味あります。
ただ、広告でマネタイズするんじゃなくて、広告を出すときにはマネタイズを1つか2つ後ろにずらすことがポイントってこと。
具体的には、facebook広告で見せるものは、商品ではなく「無料オファー」にする。
「無料オファー」とは、自社で使ってもらえるクーポンでもいいし、この記事みたいな読んだ人が得をするレポートでもOK。
こういうものをまずは準備しておいて、facebook広告に流す。
すると、リストが集まるでしょ。
このリストを育て・またはこのリストとコミュニケーションを図ってから、「そんな悩みがあるんだったらこんなのあるよ」って、商品を見せる。
すると、それを必要と思った人が結果として商品を買っていくわけです。
ちなみにこのやり方だと、商品を買ってくれた人とはもちろん、商品を買わなかった人とも縁を育み続けられちゃうのですっ!
フローにまとめると、
FB広告で無料オファーをプレゼント
↓
登録が増える
↓
登録リストを育てる(またはコミュニケーションを図る)
↓
リストにこんなのあるよって見せる
↓
購入される
↓
商品を買わなかった人とも縁を育み続けられちゃう!
ということ。
facebookで商売するとと嫌われるっていうのよく言われることだけど、これは「広告も同じ」だということをよく覚えておくといいです。