社員・スタッフの能力を120%引き出す方法

プライベートでドハマリしているもの・好きなもに、その人の本質は隠れている!


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。

先日、学園生から「日々の業務でスタッフの能力を引き出すことができていな気がします。何かいい方法はありますでしょうか。」とご相談をいただきまして、これに対し齊藤はアドバイスを行なったのですが、これが功を奏し、いま学園生の会社はとてもいい状態です。

ということで今日は、「スタッフの能力を120%引き出す方法」について、ご紹介をします。

プライベートでドハマリしているもの・好きなも


上記ご質問に対し、齊藤がしたアドバイスは、

そのスタッフさんがプライベートでドハマリしているもの・好きなものって何ですか?

まずは、それを突き止めて下さい。

それがわかったら、齊藤に教えてください。で、齊藤の指示通りにそのスタッフさんの仕事を大胆に切り替えてみて下さい。


です。

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このアドバイスの結果、学園生が代表を務める会社のスタッフさんは、いま実力を発揮してバリバリ働いています。

さて、齊藤は何をしたのでしょうか。

「好き・やりたい」に能力は隠れている


まずはじめに、齊藤は「スタッフさんがプライベートでドハマリしているもの・好きなものって何ですか?」と聞きましたよね。

これを聞いた理由は、人がプライベート時間(自分時間)でやっていることには、多くの場合「その人の本質が発揮されるものだから」です。

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例えば齊藤は、釣りが大好きです。

釣りが好きな人って、ぼーっとしていると思われがちですが(笑)、実は釣り好きって『推測』と『仮説』を繰り返しています。

あそこの地形はこうなっていて、いま潮がこう流れているから・・・ここにルアーを投げてこう泳がすと・・・ほら、ヒット!

という具合です。

釣りって、魚がいるところに餌(ルアー)を投げないと、1万時間釣り糸を垂らしても釣れません。

ですから、釣り人は常に「どこがどうなっていて、いま潮がどうだから、ここにこうして」と、推測・仮説を立てているのです。

これは、齊藤のビジネスプロデュースという仕事でも同じです。

ビジネスプロデュースでは、

現状がどうで、たどり着く未来がここだから、その為には、これをこう準備して・・・ほら、売上4倍!

となるわけです。

すべての結果は、推測と仮説を繰り返した結果なのです。

つまるところ、齊藤は釣りをしているかビジネスプロデュースをしているかの違いはあるものの、「推測と仮説」という本質的に大好きで得意なことを毎日行っているということです。

「好き・やりたい」を見つけその本質を見極める


上記齊藤の例でお分かりかと思いますが、人が自分時間でやる「好き・やりたい」には、必ずその本質と言うものが隠れています。

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社長(経営者)やリーダーは、社員さん・スタッフさんの本質(能力)を見抜くことができると、その人にとってやっていて楽しい仕事を与えることができますよね。

これができると、例え他社より給料が安くても、仕事内容がきつくても、労働時間が長くても、社員さん・スタッフさんは気持ちよく働いてくれます。

これが、「やりがい」と言うやつです。

従業員にとってもやりがいは、「=世の中のためになること」ではありませんので、社長(経営者)やリーダーは是非覚えておきましょう。

大胆な業務切り替えを期間限定でしてみる


そして、社員さん・スタッフさん本質(能力)が見えたら、その本質(能力)を遺憾なく発揮できる適職を与えてあげましょう。

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といっても、会社的には、今日の明日で仕事内容変更!と言うのは難しいでしょうから、最初は

今までの仕事:適職な仕事=9:1

でいいです。

まずは、全体の1割からでいいので、社員さん・スタッフさんにとっての適職な仕事を与えてみて下さい。

きっと、それをやっている時の社員さん・スタッフさんは、飛び抜けていい顔をしていますから。

それが確認でしたら、どうぞその割合を「5:5」や「2:8」に大胆に切り替えて下さい。

きっと、今のスタッフさんからは想像もつかないくらいいい働きをしてくれます。

まとめ


ということで今日は、学園生の会社の事例を用いて「スタッフの能力を120%引き出す方法」というテーマでお話しをしました。

是非社長(経営者)やリーダーのあなたは、社員さん・スタッフさん本質を見ることをしてみてくださいね。

繰り返しになりますが、

従業員にとってもやりがいは、「=世の中のためになること」ではありませんので、社長(経営者)やリーダーは是非覚えておきましょう。



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