一人会社の社長と自営業者の決定的な違い
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
以前「事業を10倍に発展させる仲間は誰だ?」というお話をしました。
当事で今日は、ちょっと視点を変えて「あなたは自分をいくらで雇用できるか?」というお話をしたいと思います。
「自営業者」という言葉がありますよね。
この自営業者という言葉、非常に曖昧で、どこからどこまでの人を指すのかが、非常に不明確です。
ちなみに僕は、自営業者とは
・小企業のオーナー社長を含む自ら事業を営む人
だと自分で定義しています。
その為、僕が主宰するビジネススクールのタイトルも、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」としています。
つまり、僕の認識では、自営業者の中には、
・自分会社を経営する社長
と
・個人事業者
と
・個人事業者
が入り混じっているということです。
この2つ、似ているようで、全然違います。
例えば、「自分会社を経営する社長」は、自分の給与を明確に答えら得るのに対し、「個人事業者」は自分の給与を明確に答えられません。
これ、なぜかわかりますか?
理由は簡単で、「自分会社を経営する社長」は、会社のお財布と自分のお財布が明確に別れているのに対し、「個人事業者は、事業のお金=自分のお金だからです。
今日の目次
自分をいくらで雇うか
個人事業の人からするとビックリかもしれませんが、たとえ一人会社(社長だけの会社)だったとしても、その会社の社長さんは、自分の月給も年収も明確に答えられます。
なぜなら、毎年の決算で「今年は自分の給与はいくら」と自分で決めているからです。
これ、「全体の事業費 - 経費 = 自分の所得」としている個人事業者さんからすると、ビックリですよね。
でも、事業を大きくするためには、この一人会社(社長だけの会社)の社長さんもやっている、「今年自分をいくらで雇うか」という観点が非常に大切なんです。
なぜなら、これを決めていると新しい仕事の依頼を頂いたときに、「その仕事ならいくらで請け負うばいいのか」が、明確に判断できるからです。
ほら、「社長視点」って、言いますでしょ。
アレは正に、これのことです。
あなたの給与は?
さて、個人事業者のみなさん、あなたがあなたの「社長」だった場合、社長のあなたは、社員のあなたにいくらの給与を払いますか?
また、その理由は、何ですか?
この理由まで考えるのは、とても重要ですよ!
今日は、是非これを考えてみて下さい。
ちなみに、上記を考えると、個人事業者のみなさんも今以上に、売上を上げるという視点で「この半年で自分がやらなければいけないこと」が、明確に見えてくるはずです。