「広告 < インフルエンサー」という事実
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
もう、2ヶ月くら前のことですが(記事にするのが遅くてごめんなさい)、「インフルエンサー向けクーポン 「発信力」を評価 」という記事が、日経新聞に掲載されていました。
写真元:www.nikkei.com
これ、むちゃくちゃ賢いと思います。
だって、インフルエンサーは
・発信力が凄いし
・広告費はほぼかからないし
・確実に結果が見込めるから
です。
解説をしますね。
「インフルエンサー」とは
まず、「インフルエンサー」という名詞をご存知でない方のために、お話をしておきます。
インフルエンサーとは、一言で言うと「その人の発信・発言が他者(超たくさんの人)の消費行動に影響を与える人」のことです。
具体的には、
・特定分野に詳しい専門家
・ネット上で強い影響力を持つ人
・芸能人
・有名人
・スポーツ選手
・政治家
等が、これに該当します。
広告とは
これまで、広告といえば、
・チラシ
・新聞折込
・PPC
などが一般的でしたが、これらは、「うちには●万人のユーザーがいますので、そこにあなたの会社でお知らせしたいことを届けますよ。」というスタイルでした。
これ、今でも当たり前にあって、多くの会社さんが、ここに莫大なお金を投じています。
その為、「広告の取り次ぎだけを行う会社」もあるほどです。
それに対し、クーポンサイト「レポハピ(大阪市)」は、インフルエンサーに対し、クーポンを発行するという、新たな広告の運用をはじめたということです。
これ、賢いですね。
というか、これを聞くと「なぜ今までなかったのか」不思議でなりません。
インフルエンサーにクーポン、なぜ?
ちなみに、なぜインフルエンサーに対しクーポンの発行だったのでしょうか?
これ、一言で言うと「感染力が強いから」ですよね。
例えば、10万人が見る媒体に広告を打っても、反応率が0.1%だった場合、その広告経由で商品(サービス含む)を買ってくれるのは、100人という計算になります。
これに対し、影響力(反応率)20%をもつインフルエンサーなら、同じ100人の顧客を動かすために、必要なリスト数は500です!
また、インフルエンサーからの発信は、2次感染、3次感染が容易に見込めますので、影響力(反応率)は時間の経過とともに高くなることが考えられるでしょう。
そう考えると、10万のリストを持つ広告媒体と、500しかリストを持たないインフルエンサーが
・広告 < インフルエンサー
という図式になるのですから、これを使わない手は無いですよね。
インフルエンサーはあなたも活用できる。
ここまでを読んで、勘の言い方は「ピン」と来たかもしれませんが、あなたもインフルエンサーを活用することもできます。
活用と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、インフルエンサーには、報酬やプレゼントを差し上げるわけですから、関係性はwin-winになれるはずです。
ということで、
1.あなたの業界のインフルエンサーは誰かを、箇条書きに書き出してみましょう。
2.次に、そのインフルエンサーとあなたの関係性を10段階評価すると、いまの現状はいくつなのか書き出します。
3.最後に、そのインフルエンサーとあなたとの関係性を9以上にするためには、何をどうすればいいのかを考えます。
2.次に、そのインフルエンサーとあなたの関係性を10段階評価すると、いまの現状はいくつなのか書き出します。
3.最後に、そのインフルエンサーとあなたとの関係性を9以上にするためには、何をどうすればいいのかを考えます。
結論から言うと、インフルエンサーとあなたとの関係性が10段階評価で9以上であれば、あなたはそのインフルエンサーを活用することができます。
これに対し、関係性が8以下でしたら、多くのお礼(お金)を払っても、インフルエンサーの有効活用はできないでしょう。
「インフルエンサー=人」ですから、インフルエンサーに何かをお願いする際には、お礼より人間関係が重要なのですね。
まとめ
ということで今日は、「なぜ今までなかったの?!『インフルエンサー向けクーポン』」というお話でした。
ちなみに、あなたの発信力を磨くと、あなたがインフルエンサーになることもできますから、
・私が私の業界のインフルエンサーになるためには?
も、考えてみて下さいね。