「奇跡が起こらないというわけではない。ただ、それをあてにできない。」
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
先日「畑違いの人と知り合う方法」という記事で、人との出会い方について、お話をしました。
今日は、出会いをキーワードに、「誰を採用すると事業は発展するのか」について、お話をしたいと思います。
人間性は変わらない
採用の話をすると、よく「どんな人でも育てることが重要!」という人がいますが、僕は個人的に、この意見に対し首を縦には振ることができません。
僕は、自社でこれまで何人も雇用をしてきた経験から、「人間性は教育できない。」と結論づけています。
あ、これは「大人」の話です。
大人、特に大学を卒業し、社会人として働き出す年齢には、多くの人の人間性は確立されていて、これが業務を通して変わることは殆どありません。
もっと言うと、人間性の確立って小中学校時代には終わっているように思います。
かのピーター・ドラッカー先生も、人間性に関して「奇跡が起こらないというわけではない。ただ、それをあてにできない。」と、話しています。
どんな人を「採用」すると良いのか?
では、私たちはどんな人を「採用」したら良いのでしょうか。
これはズバリ、
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
です。
もちろん、人間全員が全員コレに該当するわけではありません。
それに、オーナーのあなたと合う合わないも、当然あるでしょう。
でも、事業規模を事業を10倍に発展させようと考えるなら、
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
を採用することを、一つの基準にするといいと思います。
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
とはすなわち、
・信用ができて
・信頼ができて
・人望が厚い
ということですからね。
人間性は毛穴から漏れる
では、
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
とは、どこで出会えるのでしょうか?
これは、「出会うチャンスをあなたがつくる」のが、一番早いです。
例えば、あなたがスポーツ教室を主宰、あなたに「どんな子どもでも30分あれば二重跳びを飛ばせることができる!」というコンテンツがある場合、
・どんな子供も30分で二重跳びが飛べるようになる指導法勉強会
を開催するのです。
するとここには、
・現役スポーツ指導者
・これからスポーツ指導を仕事にしたい人
が集まりますよね。
そして、勉強会を開催しながら、あなたは、誰が
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
なのかを、よく観察するのです。
僕のおすすめは、
・講座中は真剣に話を聞き
・休憩時間にもガンガン質問をしてきて
・懇親会等で周囲を巻き込みながら会話を盛り上げることができる人
・休憩時間にもガンガン質問をしてきて
・懇親会等で周囲を巻き込みながら会話を盛り上げることができる人
に声をかけることです。
こういう人は、イコール
・勤勉で
・誠実で
・周囲の人を楽しませることができる人
ということができますので、採用することができたら、全力であなたの会社の発展のために、仕事に励んでくれるでしょう。
事業経営は誰を雇うかが大事
既に、人を雇用している人ならわかると思いますが、事業経営って「誰を雇用するかがとても大事」です。
どんなに明るい人でも、
・遅刻が当たり前
・いつも連絡が取れない
という状況では、仕事を任せることってできませんよね。
いま何気なく「任せる」というキーワードを使いましたが、雇用の先にあるのは、「仕事を任せる」です。
会社って、一人では規模を大きくするのに限界があります。
そこで、多くの会社さんは、「雇用」をするわけですが、この雇用は「誰を雇うか」が本当に大切です。
つまり、個人事業・中小企業は社長の目利きが、大企業は人事を誰に任せるかが大事だということです。
まとめ
ということで今日は、「雇用:事業を10倍に発展させる仲間は誰だ?」というお話でした。
このブログをお読みの方は、その殆どが個人事業・中小企業の社長さんだと思いますので、どうぞあなたの目利き力を磨くところから、採用をはじめてみて下さいね。
僕も引き続き、勉強します!