社員を集めて一人ひとりに「私たちは、なぜ今日この仕事をするのか」をしっかりと伝えることが今の時代は大事。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
会社の理念対外的に大声で言うことより、社員を集めて一人ひとりに「私たちは、なぜ今日この仕事をするのか」をしっかりと伝えることが今の時代は大事。https://t.co/08Kvf6aE64
— 齊藤直 / ビジネスプロデューサー (@gakuen_n) December 27, 2016
父親たちの時代
僕は、今37歳です。
僕の父親はもう引退していますが、僕らの父親がバリバリ働いた時代は、バブル前後をもろに通過しました。
この時代は、会社を作ると対外的に「うちの会社は・・・」と、声を大にしてミッションを発信、そのミッションに「右向け右」で従う人材が、必要とされました。
でも、上記事件を見ると、今の時代は、仕事をする・働くということに対し、父親たちの時代とはやり方・あり方を変えないと、これ以上前に進めないことが明確なようです。
僕達の時代
今の時代を象徴する言葉の一つに「シェア(共有)」という言葉があります。
少し前までは、
・どこまで一人勝ちして資産をつくれるか
が、社会的な評価基準の一つだったように思いますが、今の時代は、
・どれだけ沢山の人とシェア(共有)できるか
が、大きな社会的評価基準になっていますよね。
この時代に働く労働者は、既に「右向け右で右を向く人材ではない」ことを、私達事業主はよく理解する必要があります。
では、今の時代は、労働者をどのように仲間にすると良いのでしょうか?
僕は、事業主が労働者に対して「右向け右!」というのではなく、「なぜ私たちは右を向くのか、そして、なぜあなたにも右を向いてほしいのか」を、事業主が労働者一人ひとりに伝えていく、そして、労働者一人ひとりから一票を得ることが重要だと思います。
「どんなお仕事をされているんですか?」を挨拶にしたい
僕は、自分が自分で事業をしているからかもしれませんが、新しい出会いがあると、よく「●●さんは、どんなお仕事をされているのですか?」と、聞きます。
これ、聞いた相手が個人事業者、または、会社経営者だとすんなり答えてくれるのですが、特にこだわりなく働いている労働者だと、「サラリーマンです。」「普通の事務です。」という答えが返ってくる、または、適当に流されます。
以前、こちらの記事に書きましたが、僕は「仕事=生き方」だと、考えています。
よく、「行動はその人の思考が反映される」と言いますが、今の時代「その人が手がける仕事は、その人の思考と行動が反映された成果物」であると、僕は思います。
つまり、「仕事=生き方」なのです。
僕はそう考えているので、いつも「●●さんは、どんなお仕事をされているのですか?」つまり、「●●さんは、日々何を考え、何を大切にし、どのような行動をされているのですか?」と、質問をしてしまうのです。
僕は、「その人のあり方・生き方」に、興味があるのです。
働き方・生き方は多様
国の命令に従って・・・が無い今日の社会・今の日本では、働き方も生き方も、実に多様です。
どんな仕事をしてもいい、何を優先して生きてもいい。
今は、そんな時代です。
そんな時代だからこそ、大学生には、何をしたら良いのかよく分からないまま就職なんてしてほしくないし、社会人には、他人に「なぜ、その仕事をしているのですか?」と聞かれた時に、「それはですね・・・」と、即答できるようになって欲しいと、切に思います。
事業経営者の学校「人気教室学園」
僕が主宰する「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」には、気がつけば、他業種他ジャンルで活躍する人が集まって来ています。
僕はこの学園を、「各業界を牽引できるリーダーの集会所にしたい」と思って設立したので、この1年で辿り着いたこの現状が、とても嬉しいです。
2015年秋に始まった人気教室学園は、開校してわずか1年ちょっとですが、2016年の1年間で、この学園は大分立体的になってきました。
このペースで行くと、人気教室学園は、次の1年でより立体的に・筋肉質になることと思います。
2017年4月には第4期人気教室学園がスタートしますが、今年はどんな仲間が加わってくるのか、今からとても楽しみです。