満席中毒:他者評価が常に気になる症候群

満席とは、ただの「結果」であり「評価」ではありません。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。

今日は、先日メルマガに書いた「満席中毒:他者評価が常に気になる症候群」について、解説しますね。

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満席とは「結果」である


セミナーとか講座とかって、募集してすぐに満席とかになると、格好いいですよね。

僕も、昔はそれを意図的によくやっていました。

なぜなら、格好いいから。(笑)

でもね、満席を何度も経験するとよく分かるのですが、満席って「結果」であって「評価」ではありません。

先日の学園の授業でもコレについて、こってりお話をしてきたのですが、満席ってただの「結果」で「評価」ではないんです。

にも関わらず、

・他者評価が常に気になる症候群

の皆さんは、満席を結果ではなく「評価(自分の人気投票)」として判断します。

そして、満席にならないと自己嫌悪に陥り、次の募集を躊躇し、商品を売ることができない売り主になるのです。

これ、本末転倒です。

他者評価が常に気になる症候群


「他者評価が常に気になる症候群」はご存知ですか?

きっとご存じないですよね。

ソレもそのはず。これ、僕がネーミングしました。(笑)

ということで、ご説明しますね。

「他者評価が常に気になる症候群」とは、簡単に言うと、セミナー・講座の申込数ではなく「満席になったかどうか」だけで自分の評価を決める人です。

具体的にお話をしますと、他者評価が常に気になる症候群」の人が50人を募る講座を開催した場合、48人のお申込みではだめなんです。

普通に考えると、50人講座に48人っていいですよね。

でも、「他者評価が常に気になる症候群」の人は「あと2席が埋まらなかった・・・。」と満席ではない結果に落ち込み、自己嫌悪になります。

これって・・・参加の意思を示してくれた48人の方に失礼ですよね?

でも、「他者評価が常に気になる症候群」の人はそんなのお構いなし。

何故かと言うと、「他者評価が常に気になる症候群」の人の視点は、「参加者」ではなく「自分」なのです。

ですから、

・満席にならなかった=私は人気のない講師

ということになるのです。

そして、自身を失い、自己嫌悪に陥り、次の募集を躊躇し、商品を売ることができない売り主になるのです。

参加者のお申込みはあなたへの一票


ちなみに、「他者評価が常に気になる症候群」の人が満席にこだわるのは、外部の人は「満席=私は人気講師」と見ているという「偏った思い込み」があるからです。

これ、単なる思い込みで、超偏った思い込みに過ぎません。

参加者からいただくお申込みは「あなたへの一票」なんです。

ですので、50人の講座に48人が参加してくれた場合、あなたが大切にすべきなのは48票が自分に集まったという事実です。

この事実をありがたく受け入れられる人は、どんどん票数が集まるようになります。

逆に、「あと2票集まらない!」にしか意識が向かない人は、「他者評価が常に気になる症候群」に一直線です。

リハビリテーションは参加者がくれる称賛を素直に受け入れること


では、「他者評価が常に気になる症候群」に向かっている、または、既になっている人は、どうしたら良いのでしょうか。

コレは簡単で、セミナーや講座の都度、参加者さんがお寄せくださるあなたへの称賛を素直に受け入れることです。

例えば、

・お申込み直後にお申込者さんから「申込み理由」を聞いてみる
・頂いた感想は声に出して読んでみる。
・頂いた感想や嬉しい声を自分のチャンネルで発信してみる


などは、効果的なリハビリテーションです。

あ、気が付きましたか?

これって・・・売れている人がいつもやっていることです。

そう、あなたは、「売れている人が事実やっていること」を真似すれば、いいだけなのです。

まとめ


ということで今日は、「満席中毒:他者評価が常に気になる症候群」というお話でした。

この記事を読んで、「あ、私は、他者評価が常に気になる症候群の予備軍だ!」と思った人は、どうぞ今日からリハビリテーションを始めてみて下さい。

満席は、「評価」ではなく、ただの「結果」です。



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