「社長と会社」は「親と子」の関係です

会社って軌道に乗り始めると、自分と全く切り離れた存在として成長を始めます。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。

先日、学園生に話したことなのですが、会社って軌道に乗り始めると、自分と全く切り離れた存在として成長を始めます。

これが、会社をつくり一つの楽しみでもあります。

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「法人」といわれる所以(ゆえん)


会社とかのことを「法人」って言いますよね。

これ、辞書を引くと

人間ではないが、法律上人格を認められ、法律行為を有効になし、権利・義務の主体となりうる資格を与えられたもの

と書いてあります。

僕は、NPO法人と会社法人の2つを運営しているので、実体験からもお話できるのですが、この「法人」は、本当に人のように成長したり、衰退したりします。

ほら、子供ってどんどん大きくなって、色々悪さをしたり、楽しい思いをしたり、いいことをしてみたりしますでしょ。

これ「法人」も同じで、軌道に乗るまではちょっと大変かもしれませんが、軌道に乗り始めると、まるで子供が成長するかのように、自分(社長)とは切り離れた存在として、成長を始めます。

「社長」と「会社」の関係って、まるで、「親」と「子」の関係の様です。

舵取りこそ社長の仕事


社長と会社って、そういう関係なので、社長が過保護になると、会社はいい方向に進みません。

これも、親子関係と同じです。

では、どうするといいのか。

これは簡単で、社長は会社の舵取りだけをするようにすればいいのです。

ほら、親だって子供が危ないことをしようとした時に、声をかけたり、その行為を止めたりしますでしょ。

会社に対する社長の仕事も、そんな感じです。

つまりは、「舵を取りながら成長を見守る」という感じですね。

ちなみに、

・どんな舵をとれるか
・どんな見守りができるか


で、会社の成長度合いはかわります。

ここは、社長の腕のみせどころ、ということですね。

「商品」も自ら成長を始める


ちなみに、この「社長」と「会社」の関係は、「売り主」と「商品」の間でも同じことがいえます。

たとえば、僕の商品に「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」というものがあります。

これ0期からスターと、半期に1度の募集で、現在は3期の中盤です。

この人気教室学園、僕の「どういう学園を作りたい!」という構想はあるものの、

・入学する人と退学する人
・在校生の商売を進めるスピードと規模


は、いま学園に在籍する学園生次第なので、僕は、学園の舵取りはするものの、学園がどっちの方向に成長するのかは、楽しみながら見守っています。

この「僕」と「学園」の関係は、「社長」と「会社」の関係と同じですよね。

この例で分かる通り、「商品」も一度世に出ると、売り主のこうしたい!という思いとは別に、自ら成長を始めるのです。

あなたの商品の軌跡を見てみよう


ということで今日は、あなたの商品が、生まれてから今日までにどんな成長を遂げてきたかをよく観察してみましょう。

また、その商品の生みの親であるあなたが、商品の成長を鈍らせる「過保護な行為」をしていないかも、チェックしてみましょう。

ひょっとしたら、あなたの商品は、これまでの10倍の速さで成長することができるかもしれません。



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