スマホゲームをしている若者より背筋を立てて線を引きながら本を読んでいる老人が若く見えるワケ
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。電車に乗っていると、若い人と年配の人が居います。
若い人と年配の人とでは、
・肌のハリ
・髪の艶
・眼の色
どれをとっても違います。
これは、仕方が無いこと。
人は、どうやったって老化します。
でも、
・若いのに猫背でスマホゲームに勤しんでいる人
と
・年配なのに背筋を立てて線を引きながら本を読んでいる人
とでは、確実に「後者」の方が若く感じられます。
なぜ、そう感じるのでしょうか?
それは、後者の方が「好奇心」が強く、生きる力が強いからだと、僕は思います。
好奇心とは
好奇心を辞書で引くと珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心
と、書いてあります。
なるほど、なるほど。
ちなみに、その視点で考えると、「子ども」って好奇心の塊ですよね。
我が家は子どもが3人いるのですが、3人がいつも
「それなあに?」
「これどういう意味?」
のシャワーを、浴びせてきます。
この子どものこの質問って、親にとってとても勉強になります。
なぜなら、良く分からないことを良く分からないことまま子どもに伝える訳にはいかないので、質問をされて自分がわからないことは、辞書をひたり、わかるまで調べたりするからです。
お陰さまで、僕もだいぶ賢くなってきました。(笑)
ちなみに、ある教育学者さんによると、この「好奇心」が子どものIQとEQをグングン高めるそうです。
でもそれって・・・大人も一緒ですよね。
好奇心と商売
僕は、「個人事業者の商売のサポート」を仕事にしていますが、コレをしていていつも思うことが、・好奇心がある人は探究心が強い
・好奇心と探究心がある人は「確実」と言っていいほど商売がうまくいく!
です。
「好奇心がある人は探究心が強い」と言うのは、説明をしなくてもご理解いただけることと思いますので、「好奇心と探究心がある人は「確実」と言っていいほど商売がうまくいく!」について、ちょっと解説をしますね。
好奇心と探究心と商売
これは統計を取った結果ではないのですが、個人的な実感として、「好奇心と探究心がある人は「確実」と言っていいほど商売がうまくいく!」と思います。これは、
好奇心が「コレをやたらどうなるかな?という仕掛けるわくわくを」
探究心が「もっとこうしたらこういう結果になるかな?という深掘りするわくわく」
を、持っているからではないでしょうか。
この2つを持ち、ご自身で商売を行っている人は、いつも商売のことが頭の中をぐるぐるしているので、「365日・24時間を商人として生きる」ようになります。
この生き方になると、脳内がいつもわくわくしている状態になるので、ふとした瞬間に「あっ、コレやってみよう!」というひらめきが生まれます。
ちなみに、「365日・24時間を商人として生きる」ことに慣れてくると、この「あっ、コレやってみよう!」が毎日になるので、好奇心と探究心がある人の商売は、どうしてもうまくいきやすいのです。
好奇心は「育てるもの」ではなく「出会うもの」
こういうお話をすると、「そう言われると、私は、好奇心が低いように思うのですが、どうしたら好奇心を高めることができるでしょうか?」というご質問をいただきそうなので、事前に書いておきますね。僕は、好奇心は「育てるもの」ではなく「出会うもの」だと思います。
どういうことかというと、例えば、僕は釣りが大好きで、釣りへの興味関心が『半端じゃありません!!!』(笑)
これって、嫌だと行っているのに、幼少期から釣り教室に通わされた結果・・・ではなく、ある日釣りをしてみたら、その面白さに心が奪われ、頼まれもしないのにグングンはまっていった結果、なのです。
他者の事例だと、わかりやすいですよね。
「好奇心」とは「育てるもの」ではなく「出会うもの」なのです。
ある意味、結婚相手みたいなものですよね。
「知っている」ではなく「やってみる」
「好奇心を出会う」と言っても、「私、何をやってもピンとこないんですよね。」というい人もいますよね。こういう人は、まだやったことのないことに「挑戦」してみることが大切です。
ちなみに、まだやったことのないことは「知っている」では、意味がありません。
まだやったことは無いけど、
・ダンスってあるよね
・料理ってあるよね
・クライミングってあるよね
ではなく、それらを「自分の肉体を使って一度やってみる」のです
この「やってみる」という肉体を使った行動をすることで・・・何かのタイミングで、あなたの「好奇心」のスイッチが、カチッと入るのです。
ま、騙されたと思って、「私、何をやってもピンとこないんですよね。」という人は、まだやったことのないことへの挑戦を続けてみてください。
好奇心がわくことを商売にしよう
話を商売に戻して、繰り返しになりますが、僕は、「好奇心と探究心がある人は『確実』と言っていいほど商売がうまくいく!」と思います。ということで、既に商売をしている方はもちろん、これから商売を始めようとお考えの方も、「ご自身の興味関心がどっちに向いているのか」を、よくよく観察してみてください。
私事で言えば、僕は「いま目の前にいる人を、今の10倍輝けるステージに導くこと」に、ムチャクチャ興味関心があります。
ですんで、「ビジネスプロデュース(コンサルティング)」という仕事をしているわけですし、この仕事はやってもやっても疲れないのです。
ということで、既に商売をしている方はもちろん、これから商売を始めようとお考えの方も、「ご自身の興味関心がどっちに向いているのか」を、よく観察してみましょう。
あなたの興味関心は、どちらを向いていますか?