そのプレゼン、聞き手の靴の中の趾(あしゆび)にはグッと力が入っていますか?
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日の授業でお話したことなのですが、プレゼンに使用する資料って、
・プレゼンに使う資料
と
・置いてくる資料
の2種類があります。
ちなみに、「使う資料」で大事なのは、資料の中身ではなく「スピーチ力」です。
スピーチ力とは
スピーチ力については、色々な定義があるでしょうが、僕が考えるスピーチ力とは、『その一言でどれだけ人を魅了できるか』です。
魅力的なプレゼンテーション(スピーチ)って、聞いていてグングン引き込まれますよね。
魅力的なプレゼンテーション(スピーチ)は、聞いているだけで思わず前のめりになり、靴の中の趾(あしゆび)にグッと力が入ってしまいます。
逆に、魅力的ではないプレゼンテーション(スピーチ)は、開始1分で眠気が襲ってきます。(笑)
スピーチ力とは、『その一言でどれだけ人を魅了できるか』なのです。
スピーチ力の磨き方
よく「スピーチ力ってどうやると身につきますか?」という質問を頂きます。
これ、スピーチの学校があるくらいなので、「伝えるテクニック」というものが、事実、世の中にはあります。
でもね、伝えるテクニックを身に着けた人のスピーチも、魂が入っているか入っていないかって、聞けば一瞬でバレてしまいます。
逆に、スピーチってテクニックが0でも、魂がこもっているスピーチは、聴衆(聞き手)がその話に、グングン引き込まれていきます。
ということで、スピーチ力を身につけるためには「学校に行く!」という選択をする前に、まずは、自分の意見に魂を込める練習をしましょう。
「考えをまとめて伝える」を繰り返す
ちなみに、「自分の意見に魂を込める」というスキルは、
・考えを箇条書きにまとめ
・中学生でも理解できる言葉にして
・人の目を見て話をする
を繰り返すことで、身につきます。
僕たちは、義務教育課程で「正解を言わなければ恥ずかしい。」という思い込みを植え付けられます。
その為、大人になっても「不正解かもしれないから、この意見は言わない。」という人が、とても多いです。
でも、考えてみてください。
「意見」には、そもそも、正解も不正解も無いのです。
また、「意見」と言うのは、自分の外に出してはじめて価値があるものになるのです。
ということで、「意見」を外に出すことを拒まずに、
・考えを箇条書きにまとめ
・中学生でも理解できる言葉にして
・人の目を見て話をする
を、やってみてください。
これを繰り返すことで、「考えをまとめて伝える」というスキルが身につき、あなたのスピーチ力は、グングン高まりますからね。
まとめ
ということで今日は、「プレゼンテーションに重要なスピーチ力」というお話でした。
・考えを箇条書きにまとめ
・中学生でも理解できる言葉にして
・人の目を見て話をする
の3ステップは、今日から0円で実践できることですから、是非やってみてくださいね。