僕には、2本の当たりくじを見抜く不思議な力がある・・・のではないのです。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日、ある方から、
「直さんには、不思議な力があって、これをやればうまくいく!というのが見えるのですか?」
とご質問を頂きました。
学園生がバリバリと次から次に結果を出していると、「齊藤直には何かが見えている」と思う人がいるようですが・・・
残念なことに、僕には特に何も見えません。(笑)
では、なぜ学園生がバリバリ結果を出すのか。
今日はこれを「くじ」に例えて、お話したいと思います。
ここに「10本のくじがあって、うち2本がアタリ」だったとしますよね。
このくじが目の前にあった場合、僕も、あなた同様に「どのくじがアタリか」はわかりません。
まったく。
でも、今までの知識と経験、それから勘をフル稼働することで、「この1本かな」というモノが見えてきます。
でも、多くの場合、その1本もアタリではありません。
僕も、普通にハズレを引きます。(笑)
でも、もし僕に、他の人にはない「らしさ」があるとしたら、このハズレを引いたあとの行動じゃないかなって思います。
知識と経験と勘をフル動員させて引いたくじが外れだったら、すぐさま次の1本を引きに行きます。
最初にひいたくじが外れていたことにめげたり、しょげたり、落ち込んだりしません。
最初に引いた1本がハズレなら、すぐにもう1本引きます。
その1本もハズレなら、またすぐもう1本引きます。
その1本もハズレなら、またすぐもう1本引きます。
だって、残りのくじの中に、アタリは必ず2本あるのですから。
つまり、僕は「ハズレを引かない能力がある」のではなく、「ハズレを引くスピードが人より早い」のです。
つまるところ、日々のコンサルティングやプロデュースワークでも、僕が「こうして下さい。」ということが、実行してみたら的外れだったということは、普通にあります。
でも僕は、最初の一手の的が外れていたら、「次はこの戦略で●●しましょう。」と、次なる一手をすぐにだせるのです。
これ、次から次へと、ほぼ永久に出せます。
これが、僕の「らしさ」かもしれません。
僕は、2本の当たりくじを見抜く不思議な力があるのではなく、ハズレくじを引くのが早いだけなのです。