「思い立ったが吉日」を大事にする
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
「ふ」
— 齊藤直 / ビジネスプロデューサー (@gakuen_n) May 25, 2017
不安の前払いをしながら、変化を拒んでいるから、モノゴト(仕事とか人生とか)が、前に進まないのです。
日々、自営業者のみなさんとご一緒していると、自営業者には「どんどん前に進める人」と「いつまでも足踏みを続ける人」の2種類の人間がいることが分かります。
これ、どんどん前に進める人も、いつまでも足踏みを続ける人も、「その選択肢をとる理由」があります。
今日は、「いつまでも足踏みを続ける人がその選択肢を取る理由」について考えたいと思います。
不安の前払い
結論から言うと、「いつまでも足踏みを続ける人」は、常に不安の前払いをしています。
その行動をすることによって、
「お客さんが減ったら、どうしよう。」
「今ある売上が無くなったら、どうしよう。」
「今の現状に戻れなくなったら、どうしよう。」
などなど、「どうしよう」があっちからもこっちからも生まれ、脳内が「どうしよう」で一杯になってしまうのです。
そして、この「どうしよう」が重なり合って「不安」となり、まだ起きていない(というか、起きるかどうかもわからない)ことに対して、不安の前払いをはじめるのです。
これをすると・・・「どんどん前に進める人」だって、前に進むことはできません。
実は、「どんどん前に進める人」と「いつまでも足踏みを続ける人」の違いは、不安の前払いをするかしないかだけの違いなのです。
不安要素をすべて書き出す
僕はこれを知っているので、学園生が不安の前払いをしだしたときには、その不安要素を全部書きだしてもらいます。
こと数字に関しては、概算見積を立て、どの項目の数字に不安があるのかを導き出します。
すると、「この人数を集客できるかどうかが不安だったんだ!」と不安の原因を突き止めることができたり、「書き出して整理したら、不安に感じることは実は何も無かった!」ということを発見したりできます。
もしあなたが不安の前払いを始めそうになったら、是非その不安要素を全部書き出すことから始めてみて下さい。
思い立ったが吉日
「思い立ったが吉日」という言葉がありますよね。
これ、僕は非常に大切にしています。
思い立ったが吉日は、
・思い立った日に行動を始めるのもOK
・思い立った日に企画の全体像を一旦作り上げるのもOK
です。
僕はよく後者を行います。
大事なことは、思い立ったその日に「思考」を「行動」に移すということ。
これができると、思い立ったことは高確率で実現することができます。
逆に、これをしないと、どんなにいいことを思い立っても、それは「不安」へと変化してしまうのです。
まとめ
ということで今日は、「不安の前払いは今日で卒業しよう!」と題して、いつまでも足踏みを続ける人がその選択肢を取る理由について考えてみました。
「私、足踏みしがちです!」という方は、今日の記事をもう一度読んで、思い立ったが吉日を大事にしてみて下さいね。