自営業者とサラリーマンでは、時間の使い方が異なります。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
先日、朝の通勤ラッシュ時間に電車移動をしました。
この時びっくりしたのですが、この時間帯の乗客は、乗り継ぎ駅に到着すると競い合うように電車を出て、エレベーターにダッシュするんですね。
僕は、大きな荷物を持っている時以外、駅のエレベーターを使うことはないので、僕の目にはこの光景が異様に映り、「高齢者や大きな荷物を持っている人のためにエレベーターを譲ればいいのに。」と思いました。
しかし・・・そう思いながら階段移動を選んだ僕が、同駅の階段を登り終えるまでに要した時間、実に8分。
ただ、階段を上がるだけで、8分!
この間に、後続の電車が同駅に2本到着していました。
これ、衝撃でした。
通勤ラッシュ時って、ホームがこんなにも混むのですね。
そして、理解しました。
乗り継ぎ駅に到着した瞬間、競い合うように電車を出てエレベーターにダッシュをするのは、サラリーマンがサラリーマン社会を生き抜く知恵なのですね。
ちなみに、サラリーマンにサラリーマン社会を生き抜く知恵があるように、実は、自営業者にも自営業者社会を生き抜く知恵があります。
ということで、今日はこれについてお話します。
自営業者社会を生き抜く知恵1:作業効率を最大化する
自営業者は、自分で自分を雇用していますよね。
これは即ち、何時から何時まで働くという「作業時間」が大事なのではなく、今日どれだけ仕事を進めたのかという「生産性」が大事だということです。
そんな自営業者は、自分の仕事結果(=生産性)を限界まで高める必要があります。
その為には、例えば、
・早朝に仕事時間をつくり生産性をあげる
・昼寝をして午後の生産性をあげる
・カフェやホテルなどを使って「こもり時間」をつくり生産性をあげる
ということが必要になります。
自営業者社会を生き抜く知恵2:移動時間に移動だけをしない
自営業者が自営業者社会を生き抜く知恵の2つめは、「移動時間に移動だけをしない」です。
これも、上記「作業効率を最大化する」に通ずるところがありますが、自営業者は、作業時間も勉強時間もプライベートの時間も全部が自分の時間ですから、時間の使い方の工夫が大切です。
その一つが、「移動時間に移動だけをしない」です。
例えば、僕は本を読むのは「移動時間だけ」と決めています。
その為、あえて
・ちょっと遠回りだけど乗り換えが少ない路線で移動をして本を読む
・急行のほうが早いけど各駅停車に乗って本を読む
などをします。
これ、一件時間の無駄をしているようですが、「移動しながら●●もする」は、時間の使い方としてとても効率的です。
是非あなたも、実践してみて下さい。
自営業者社会を生き抜く知恵3:食事時間はミーティング時間
自営業者が自営業者社会を生き抜く知恵の3つめは、「食事時間はミーティング時間」です。
サラリーマンにとっては、昼休みは貴重なプライベート時間かもしれませんが、自営業者には昼休みなんてありませんし、そもそも論で「●時〜●時は昼休み!」という概念が、自営業者にはありませんよね。
しかし、そんな自営業者でも、お昼ごはんを食べないというわけには行きません。
つまり、自営業者も「お昼ごはんを食べる時間」はあるのです。
この時、自営業者には2つの選択があります。
1つ目は、仕事をしながらおにぎりやサンドイッチでぱぱっとお昼ご飯を済ませる。
2つ目は、お昼ごはん時間はミーティング時間とし、他の仕事時間とは時間と空間を変え、時間制限がある中で食事をしながらチームミーティングや商談をする。
2つ目は、お昼ごはん時間はミーティング時間とし、他の仕事時間とは時間と空間を変え、時間制限がある中で食事をしながらチームミーティングや商談をする。
です。
僕のオススメは、後者。
ランチをしながらのミーティングは、①食事をしながら②時間制限がある中でミーティング・商談ができるので、非常に効果的で生産性が高い時間となります。
どうぞ、今日からあなたも「ランチの時間はミーティングの時間」としてみて下さいね。
あ、ちなみに僕は、
・朝ごはんの時間
・夜ご飯の時間
もよくミーティング時間にします。
まとめ
ということで今日は、「自営業者が自営業者社会を生き抜く3つの知恵」というお話でした。
あなたが自営業者で、上記3つにまだ実践していないことがある場合、今日できることから実践してみて下さいね。