当たり前ですが、ホンマモンになるには相応の時間がかかり、膨大な知識と知恵を身に着けなければなれないのです。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
似非(えせ)専門家は、相手がわからない、業界用語を使って、「私の提案は凄いことですよ。」という無言のメッセージを相手に伝える。
— 齊藤直 / ビジネスプロデューサー (@gakuen_n) November 12, 2016
これに対し、ホンマモンは「超難しいこと」小学生でもわかるレベルの日本語で伝える。
買い手に知識がないと前者を選び、買い手に知識があると後者を選ぶ。
つまりは、パチもん(似非専門家)も悪いけど、本質を理解せずに、その人から「ハイハイ」と商品を買う「買い手」にも、非はあるということです。
似非(えせ)専門家には今日の明日でなれる
今の時代、「似非(えせ)専門家」には、今日の明日でなれます。
なぜなら、誰かがインターネット上に書いていることを、そのままコピペして、どこかに書けばいいからです。
これ、当然やってはいけないことで、且つ、法に触れます。
でも、これが横暴しているのが、昨今のインターネット業界。
もちろん、これらは取り締まる必要がありますが・・・その前に、その発信をしている人がホンマモンなのか、パチもん(似非専門家)なのかを、読み手が見抜く力を身に着けないといけません。
そもそも論として、当たり前ですが、ホンマモンになるには相応の時間がかかり、膨大な知識と知恵を身に着けなければなれないのです。
ホンマモンになるには1万時間がかかる
昨年、「学校では教えてくれない1万時間の法則」というお話をしました。
これ、スポーツ選手は2万時間、専門分野を突き詰めるお医者さんはそれ以上とも言われています。
ホンマモンになるって、当たり前にそのくらい時間がかかるもので、短期間で・・・なんてことは、100,000,000%ありえません。
例えば、「3日で・・・が取得できます。」みたいな資格がありますが、これだって、その日数(時間)で資格がとれるだけで、それ=ホンマモンではないのです。
資格産業は、買い手がここを勘違いする(売り手が勘違いさせている)ので、どこもかしこも、問題が起きるのです。
ホンマモンの見極め方
ちなみに、その人がホンマモンかパチもん(似非専門家)かを見極めるためには、Google検索で出てこない質問をすれば一発です。
例えば、「●●に必要な3つの要素はなんですか?」という質問は、まず間違いなく、google検索で出てきます。
しかし、
「その3つの要素が必要な理由はなんですか?今日の環境問題・高齢化問題と絡めて、お答えください。」
何ていう質問は、google検索では答えが出てきません。
例えば、上記後者の質問をした時に、「それはですね・・・」と、自身の意見を即答できる人は、まずホンマモンと言えるでしょう。
逆に、「えっと・・・それは・・・その・・・。」的なことを言っちゃう人は、いつもgoogleのコピペをしているだけのパチもん(似非専門家)の可能性が高いですよね。
ホンマモンとパチもん(似非専門家)を見分けるのは、たった1つの質問でできることなのです。
売り手も買い手も目利き力大切
ここまでのお話でお分かりかと思いますが、つまるところ、売り手も買い手も目利き力大切ということです。
ホンマモンの人、ホンマモンになりたい人は、いつも難しいことを多角的な視野で捉え、立体的に、且つ、小学生でもよく理解できる言葉で論じる癖を付けなければいけません。
これは、トレーニングで十分出来るようになる「技術」ですから、是非毎日の生活で・お仕事で今日からやってみてください。
あ、これをするにあたっては、こちらの記事が参考になるかと思いますので、合わせて読んでおいてください。
まとめ
ということで今日は、「売り手にも買い手にもいる『ホンマモン』と『パチもん』の違い」というお話でした。
これは、昔からある事実ですが、ホンマモンはホンマモンと付き合い、パチもんはパチもんと付き合います。
ほら、ブランドバッグを、そのブランドの直営店でしか売らない人と、そこでしか買わない人がいますよね。
逆に、ブランドバッグを売っているものの、コピー商品しか取り扱わない人と、コピー商品しか買わない人がいますよね。
今も昔も、ホンマモンはホンマモンと付き合い、パチもんはパチもんと付き合うのです。
そして今の時代は、「情報」にも、ホンマモンとパチモンがあるというだけのこと。
あなたは、どちらの国に属したいですか?