脳ミソを肥満化させること(知識量を増やすこと)と、事業が展開すること(売上)は、全く比例しません。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
やりもしないのに、物事を知識として知りたがる人っていますよね。
こういう人のことを、僕は「脳ミソ肥満」と呼びます。
脳ミソ肥満の人
脳ミソ肥満の人は、やりもしないことを知識として知りたがります。
そして、知り得た知識を何に使うのかというと、別に何に使うわけではなく、知ってお終いなのです。
昔は、こういう人が「なんでも知っている=博学」として重宝されました。
でも今は、なんでも知っているだけでは、重宝されません。
その理由は、こんにちでは、どんな情報も、ググれば一発で出てくるからです。(*ググる=グーグル検索をする)
ということで、僕が校長を務める人気教室学園でも、学園生から何か質問をもらった場合、その質問の質問者がソレを行うタイミングではない場合、「●●さんが、それをやる段階になったらご説明しますね」と、お話ししています。
これ、冷たいようですが、めっちゃ学園生のためを思って、そう伝えています。
会社を設立する予定が無い人は会社設立のノウハウなんていらない
例えば、会社を設立する予定も無い人に、株式会社と合同会社の違いを具体例を混ぜて話しても、ただの情報に過ぎず、2時間後には、その情報は脳ミソから消えています。
会社を設立する予定が無い人がやるべきは、会社設立のノウハウをとりあえず脳内に入れてみることではなく、何をどうしたら、来月のお客さんをあと10人集められるか考える事です。
学ぶこと(知識量を増やすこと)と、事業が展開すること(売上)は、比例しないのです。
ゴルフをやる予定の無い人はスイングの勉強なんていらない
別の例でも、同じことが言えます。
例えば、ゴルフをやる予定が無い人は、ゴルフのスイングの勉強をする必要なんて、0です。
だって、ゴルフをやらないんだから。
この理論で言うと、メルマガを書く予定が無い人が、メルマガの勉強をするって、大変無駄な行為です。
では、メルマガはいつ勉強すればいいのか。
これは簡単で、メルマガを書くこととメルマガの勉強を同時に始める、または、メルマガを書き始めてから、メルマガの勉強もするかの2つに1つです。
なんでもそうですが、「やってみたからこそ分かること」ってありますでしょ。
つまりは、「やらないと何事もわからない」のです。
まとめ
大人は、興味関心のないことを学ばなければいけない義務教育環境下にいないんのですから、もっと、何を自分が知識として学ぶべきかを、取捨選択しないといけません。
いま必要としない知識として脳内に取り入れるのは、脳ミソを肥満化させるだけです。
上記でもお話しましたが、脳ミソを肥満化させること(知識量を増やすこと)と、事業が展開すること(売上)は、全く比例しません。
つまり、現代においては、脳ミソを肥満化させることには、何ら意味は無いのです。
大人は、義務教育の「なんでも知っていることがいいこと。」という呪縛から、早く脱洗脳しないと。
特に、個人事業者は「●●の専門家」であれば、食うに困ることは、ありませんからね。