「んなこと言って入る暇があるなら、手を動かせよ!」ってことです。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
今朝、「パパー、見てみて、あの曲弾けるようになったよ!」と、娘がギターを持って、嬉しそうに駆け寄って来ました。
何でも、今練習している曲がやっとつながったようです。
でも、彼女の演奏を聞いてみると・・・
ぶつ・・ぶつぶつ・・ぶつっ!
と、曲が切れます。
演奏を終えた彼女が「どう?」と聞いてきたので、
「めっちゃ上手になったけど、パパの顔をみながら、もっと滑らかに弾けるようになってよ!」
と、伝えておきました。
「えー、そんなの大変!」と娘は言っていましたが、笑顔で言っていたので、頑張れそうです。
何でもそうですが、僕は、「●●をしながらでもできる」という状態になって、はじめて一人前だと思うんですよね。
無意識にできると一人前
例えば、
・車の運転
・キーボードのタイピング
・ピアノの先生のピアノ
って、いちいちその動作を意識しながらしていませんよね。
毎日出勤時に、「えーっと、キーはここに挿して、これをひねって、あ、ブレーキを踏みながら、これをひねって・・・」ってやっているベテランドライバーは、嫌ですよね。(笑)
自動車運転も、タイピングも「やり慣れること」で無意識にできるようになります。
無意識にできるようになると、例えば、
・音楽を聞きながら運転
・テレビをみながらタイピング
などが、普通にできるようになります。
無意識にそれができるようになるためには数稽古
このように、無意識にその動作ができるようになるためには、「数稽古」をするしか方法はありません。
つまり、上記で話題にした僕の娘が、僕の顔を見ながら課題曲を弾けるようになるためには、あと何百回かは、同じ曲をひたすら引きまくればいいのです。
ただ、それだけです。
しかし、この「ただそれだけ」をできる人が少ないのが現実です。
「ただそれだけ」ができるかどうか
僕は、この「ただそれだけ」ができるかどうかが、素人とプロの差だよなって、考えています。
この「ただそれだけ」、つまり数稽古ができない人は、当然練習時間が短いです。
ゆえに、行き着く先は「素人」です。
その一方、数稽古ができる人は、必然的に練習時間が膨大になります。
その為、数稽古ができる人は、「プロ」もしくは「玄人」というところに、行き着きます。
以前、ここに1万時間の法則を書きました。
ここに書いた「1万時間それに没頭できるかどうか」は、「数稽古できるかどうか」と言い換えることもできるわけです。
やるべきことは実にシンプル
ということで、素人がプロになるためには、後にも先にも「数稽古が全て」ということです。
これを知ったあなたは、
・上手に文章が書けません。
・パソコンって苦手で。
・ブログの記事の流れが上手になりません。
ということは、口にできなくなりますね。
「んなこと言って入る暇があるなら、手を動かせよ!」ってことです。
やるべきことって、実にシンプルです。