ポイントは、①いい製品(コンテンツ)つくりと②ファンづくり
ビジネスプロデューサーの齊藤直です。
先日「販売のヒント」という記事を書いたところ大変人気でしたので、今日はこの記事の続きを書きます。
Appleがやったこと
結局の所、Appleは何をしたことで、iPhoneを始めとするApple製品が国境・文化に宗教を飛び越え、世界中で使われるようになったのでしょうか。
画像元:https://www.apple.com/jp/
これ齊藤は、
①いい製品(コンテンツ)をつくり
②ファンをつくったこと
の2点だと考えています。
Appleは製品の販売拠点となる「Apple Store」を世界中に持っています。
また、見る人を魅了するCMを世界中で流しています。
これで分かる通り、Appleも他社同様に自社での販売促進活動を頑張って居るのは紛れもない事実。
その一方で、齊藤みたいな「Appleファン」が、頼まれてもいないのに世界各地で勝手にApple製品の販促活動を行っているのも事実。
このファンの力は、逸品なのです。
フェラーリ VS ランボルギーニ
以前テレビを見ていたら、「フェラーリ VS ランボルギーニ」という番組がやっていました。
これ、正しくは、「フェラーリファン VS ランボルギーニファン」の戦いでした。
番組の途中で、ランボルギーニファンが「フェラーリはよく故障するだろ!」と大声で怒鳴ると、フェラーリファンが「ランボルギーニだってそうだろ!」と言い返す。
すると、ランボルギーニファンが「あほか、ランボルギーニは納車したその日、家に帰るまでの間に故障するんじゃ!それも含め、ランボルギーニじゃ!」と怒鳴っていました。
もはや、訳がわかりません。(笑)
だって、フェラーリもランボルギーニも安くて数千万円。高いと数億円する車です。
なのに、納車日に故障するだのしょっちゅう故障するだの・・・もはや理解の範疇を越えています。
でも、フェラーリもランボルギーニも、これら熱狂的なファンが居るから何千万円、何億円という価格を維持したまま、今もなお世界中で愛されているのです。
ファンの力は絶大なのです。
ファンから広げる販売促進戦略を真似てみる
Apple・フェラーリ・ランボルギーニが行っている「ファンから広げる販売促進戦略」は、これら超一流起業だからこそできることなのでしょうか。
齊藤は、「ファンから広げる販売促進戦略」は、自営業者でも十分できることだと考えています。
復習も兼ねて書いておきますと、「ファンから広げる販売促進戦略」大切なことは、2つ。
・いいコンテンツをつくること
・ファンをつくること
です。
ちなみに、ファンの定義を明確にしておいたほうがいいと思い、辞書を引いてみました。
すると辞書には、「ファン:熱心な支持者や愛好者」と書いてありました。
ここで重要なのが「熱心な」というところ。
ただ好き・持っているではNG。ファンはそのコンテンツ(商品・サービス)が好きなあまりに、自分の時間やお金を使って、それの普及啓発に務めてしまう人ですからね。
では問題。
あなた自身やあなたのコンテンツ(商品・サービス)にファンがつくとしたら、それらファンは『どういう理由で』あなたやあなたのコンテンツのファンになるのでしょうか。
これがわかると・・・あなたの商売はマーケティング型から世界観型へと移行しますので、集客とは無縁になります。