●●だけで商売ができる時代は、もう終わりました。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
僕は、新聞を4紙読んでいるのですが、この年末年始は、各紙共にとても面白かったです。
中でも、元日の日本経済新聞は、大変読み応えがありました。
今日は、その中から、このブログをお読みのあなたにもシェアしておきたい記事をご紹介します。
働きアリより賢いキリギリスに
元日の日本経済新聞は、全ページとても読み応えがあったのですが、14ページが割かれていた『特集:明治150年維新再び 新しい日本への8つの提案』は、とりわけ面白かったです。
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中でも、文明開化として「働きアリより賢いキリギリスに 」というページは「そうそう、そうだよね。」と、頷きながら読んでしまいました。
ご存知ではない方のために説明をしておきますと、2018年は明治元年から数えて、丁度150年になります。
明治維新は、100年以上影響をもたらしたと言ってもいいほどの大きな革命だったのですが、「働きアリより賢いキリギリスに 」というページには、AIやIOTの登場で、これからは勤勉なアリではなく、未来を見据えて自分を鍛える賢いキリギリスこそが新しい維新の担い手になる。ということが、書かれています。
また、
高度成長期には「企業戦士」や「モーレツ社員」と呼ばれる人々が分厚い中間層となり、生産や消費の主役になった。イソップ寓話(ぐうわ)「アリとキリギリス」で言えば勤勉なアリが美徳とされた。
しかし、明治の始まりから150年を迎える今、IT(情報技術)や人工知能(AI)を駆使したデジタル経済が世界的に広がり、中間層は不可欠な存在ではなくなった。
国際通貨基金(IMF)は2017年4月のリポートで、企業のもうけに占める働き手の取り分を示す労働分配率を1995年から2009年までのデータを使って分析した。スキルの高い労働者は一貫して分配率が上昇しているのに対し、スキルが中程度か低い労働者は低下に拍車がかかった。高いスキルを身につけなければ、社会での活躍の場や手厚い報酬を得にくくなっている。
という一節がありました。
これは、自営業者も同じことです。
自営業者も●●だけではダメ
一昔前までは、魚屋は魚を、八百屋は野菜を、薬局は薬を売っていれば、自然とお客さんが来てくれました。
しかし、今はどうでしょう?
魚屋も八百屋も●●だけの販売では、スーパーに太刀打ちができなくなりました。
また、薬局に関しては、薬以外の取扱があるのは当たり前。中にはお酒まで販売する薬局すらあります。
明治150年となる2018年は、自営業者も●●だけではダメなのです。
具体的に言うと、
・資格を取ったからその資格で教室を開講
・資格を取ったからその資格で治療院を開設
・10年修行をしたから寿司屋として独立
では、お客さんに選んでもらえる一店舗にはなれません。
その理由は、「同じようなお店は五万とあるから」です。
では、そんな時代に、個人事業者はどんな策を講じるべきなのでしょうか。
商売を営む人間がアリからキリギリスに変化すること
この答えは明確で、商売を営む人間が、アリからキリギリスに変化することです。
あなたは、以下を読んで自分はアリとキリギリス、どちらだと思われますか?
・「環境は与えられるものである」というのが、アリの大前提。これに対し、キリギリスは「環境も自分で作り出し、変えられるもの」というのが、大前提
・アリにとっての出費は(収入と明確に因果関係が紐付いた短期的な)「経費」のことを指し、キリギリスにとっては主に(必ずしも回収できるかわからない長期的な)「投資」のことを指すのです。
・「前例がない」に対して「だからやらない」がアリで「だからやる」がキリギリス。「他者(社)がやっている」に対して「だからうちもやる」がアリで「だからうちはやらない」がキリギリス。
・「ワークライフバランス」と聞いて「その通りだ」と思うのはアリの価値観ですが、キリギリスはこの言葉そのものの意味が理解できません。そもそも「ワーク」と「ライフ」は表裏一体のものだからです。
・キリギリスにはそもそも「正しい・間違い」あるいは「常識・非常識」という語彙すら持ち合わせていません。「◯◯の常識は✕✕の非常識」という言葉が示すように、常識というのは所詮、ある狭い範囲の価値観にすぎないのだと認識していますから、時代や状況に合わせて文法もマナーも変化して当然と考えています。
・アリにとっての出費は(収入と明確に因果関係が紐付いた短期的な)「経費」のことを指し、キリギリスにとっては主に(必ずしも回収できるかわからない長期的な)「投資」のことを指すのです。
・「前例がない」に対して「だからやらない」がアリで「だからやる」がキリギリス。「他者(社)がやっている」に対して「だからうちもやる」がアリで「だからうちはやらない」がキリギリス。
・「ワークライフバランス」と聞いて「その通りだ」と思うのはアリの価値観ですが、キリギリスはこの言葉そのものの意味が理解できません。そもそも「ワーク」と「ライフ」は表裏一体のものだからです。
・キリギリスにはそもそも「正しい・間違い」あるいは「常識・非常識」という語彙すら持ち合わせていません。「◯◯の常識は✕✕の非常識」という言葉が示すように、常識というのは所詮、ある狭い範囲の価値観にすぎないのだと認識していますから、時代や状況に合わせて文法もマナーも変化して当然と考えています。
いかがですか?実は、上記はベストセラー作家の細谷功先生の著書「アリさんとキリギリス」からの抜粋です。
もしあなたが「アリ」だったり「アリ要素の高いキリギリス」だったり「キリギリスに憧れているアリ」である場合、これからの時代を生き残るためには、「本格的なキリギリス」になる必要があるのです。
【新春特別セミナー】超インターネット時代に指名買いされる自営業者になるための考え方
来る1月11日、「アリさんとキリギリス」の著者の細谷功先生を招いて、【新春特別セミナー】超インターネット時代に指名買いされる自営業者になるための考え方 を開催します。
同セミナーでは、細谷功先生が直々にキリギリスになるための考え方を、お話はもちろん、沢山のワークを通して私たちに教えて下さいます。
・資格を取ったからその資格で教室を開講 ではつらい
・資格を取ったからその資格で治療院を開設 では経営が難しい
・10年修行をしたから寿司屋として独立 では売上が安定しない
と言うのは、2017年までにあなたも気がついているはずです。
どうぞ、明治150年となる2018年は、【新春特別セミナー】超インターネット時代に指名買いされる自営業者になるための考え方 で、キリギリス的な思考法を学んで指名買いされる自営業者になる第一歩を踏み出して下さい。