商人が初詣で祈り倒しても、商売が軌道に乗ることはありません。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
今日は、2017年大晦日。
ということで、今夜0時から三が日は「初詣」に行く方も多いと思いますので、商人がすべき初詣について、書いてみたいと思います。
初詣で祈らない
初詣に行くと、小銭を投げながら祈り倒す人がいますが、商人が初詣で祈り倒しても、商売が軌道に乗ることはありません。
自分が神様になったつもりで考えると、小銭を投げて祈り倒す人を見て、「しょうがないな、今年はどうにかしてやろう。」という気には・・・なりませんよね。(笑)
では、「初詣には行かなくてもいいの?」という質問をもらいそうですが、行くか行かないかの話をしているのではなく、「行った時にすべきは祈り倒すことじゃないよね。」という話をしています。
では、初詣では何をするといいのでしょう?
報告・感謝・誓い
僕は、初詣に行ったときは、
・報告
・感謝
・誓い
をするようにしています。
祈ることを前提に初詣に行くと、神様の前に立って手をすりあわせながら「どうかっ、どうかっよろしくお願いします!」と他力本願な願いをすることになります。
これ、ぼくが神様だったら、こんなやつをどうにかしてやろうとは1mmも思いません。(笑)
ということで僕は、初詣では、報告・感謝・誓いをするようにしています。
報告・感謝・誓いをすると、全てが「自分 → 神様」への話しかけになりますので、神様もよっぽどのことがない限りは「聞いてはくれる」と思うのです。
ちなみに、報告・感謝・誓いで僕がやっているのは、次の通りです。
報告
報告では、「昨年一年こんなことがありました。」ということを、神様に報告します。
これは、いいことも悪いことも報告をします。
僕は毎年、初詣では報告・感謝・誓いをしているので、「昨年はここでこんな誓いをさせていただきましたが、結果こんな一年でした。」と、神様に報告をするようにしています。
感謝
感謝では、
・昨年無事に過ごせたこと
・毎日家族と笑えたこと
・楽しく仕事ができたこと
・仲間と支えあえたこと
・困難があっても乗り越えることができたこと
などに「お陰さまで」感謝をします。
上記を自分の手柄だ!と威張るのも勝手ですが、お陰さまでと神様に感謝をするのも勝手なので、僕は神様に感謝をするようにしています。
誓い
誓いでは、「今年一年は、どんなことをします。具体的には・・・」と、神様の前で誓います。
この時、僕が大事にしているのは「頑張ります」の様な抽象的な一言では誓わないこと。
「今年一年は、どんなことをします。具体的には・・・」と、必ず具体を誓うようにしています。
お気づきかもしれませんが、神様の前で誓うためには、その具体が既に自分の中になければ、初詣のその瞬間に誓うことができません。
つまりは、初詣に行く前に、今年やることの具体を明確に描けているかどうかがポイントなのです。
神様はいるかもしれないし、いないかもしれない
と言っておきながら、神社の中に神様が住んでいるかどうか、僕は知りません。
知らないけど、一年に数回は神様という対象を通して自分を律してもいいよなって考えています。
ということで僕は、毎年初詣に行って、報告・感謝・誓いをしています。
ということで、今日はこのあとまったりと大晦日を過ごしながらも、新年の誓いの具体をしっかりと考えたいと思います。
まとめ
ということで今日は「初詣では祈り倒さず『報告・感謝・誓い』をしよう」というお話しでした。
これを読むと、今年も小銭を投げて祈り倒そうとは思わないはずです。(笑)
是非これを読んだのも何かの縁なので、新年の初詣では、報告・感謝・誓いをしてみて下さい。
それではどうぞ、良いお年をお迎え下さい。