「農薬いっぱいだけど真っ赤な林檎がいい」というのは危険過ぎ
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
研究をすればするほど、商売にワープとか必殺技がないことがよく分かる。だから、普遍を伝える。でも、普遍は地味で自分の手足を動かす必要性があるから人気が無い。人気があるのは、派手で注目を浴びるもの。
— 齊藤直 / ビジネスプロデューサー (@gakuen_n) November 21, 2016
これって、農薬いっぱいだけど真っ赤な林檎がいいというのと同じだよね。
「農薬いっぱいだけど真っ赤な林檎がいい」という発想は、この上なく危険です。
農薬いっぱいのりんごを食べ続けると、どう考えても、健康にはなれませんよね。
それ同様に、商売では「結果につながらない派手で格好いいこと」をいくらやっても、結果は出ません。
商売はロードワーク
先日「業界で一位になるためには『ウルトラC』なんて要らない」にも書きましたが、商売ってロードワークです。
地味なことを、淡々とこなせる人人ほど、商売はうまくいくのです。
具体的には、
・人気商品を仕入れて、ポップを書いて、お客さんに勧めて、完売!
とか
・ブログを書いて、読者さんを募って、読者さんに講座を紹介して、満席!
とかです。
こういう地味なことを淡々と(楽しみながら淡々と)こなすことが、商売は大切。
ちなみに、こういうことができない人ほど、
・ドカーンと広告!
・キラキラオフ会に出撃!
・とりあえずYoutubeデビュー
・キラキラオフ会に出撃!
・とりあえずYoutubeデビュー
とかしちゃうのです。
んなことやって、うまく行った人、僕は見たことがありません。
普遍で地味なことにチャンスはある
上記を読んで分かるかもしれませんが、つまるところ、普遍的で地味なことこそ、チャンスがあるということです。
起業ブーム!とか、主婦でも起業!とか言われていますが、そういうブームで起業する人程、派手なことだけやって、地味なことはやりません。
理由を聞くと、「地味なことをしたくて、起業したんじゃないから!」とか、言います。
あ、そうですか。という感じ。(笑)
でも、視点を変えると、ブームとかで起業する皆さんは、普遍的で地味なことには着手しないので、普遍的で地味なことには、常にチャンスが紐付いているということができます。
「派手=楽」なのではない
ちなみに、勘違いをされている方のためにお伝えしておきますと、派手なことをやっている方で業績を収めている方って、実は超ぉぉぉ地味なことを徹底的にやってます。
正しくは、地味なことを、超変態的に徹底して行っています。
例えば、有名なYoutuberさんって、日本にも何人かいますよね。
この人達って、「動画を適当にとって、適当にアップロード、SNSでワイワイやっている。」って思っていたら・・・大間違いもいいところです!
彼らは、毎日きっちりと
・今のトレンドは何か
・直近1週間ではどんなキーワードが検索上位にあるのか
・明日は何が検索されるのか
を、膨大なデータの中から分析・検証・仮説づくりをしています。
この分析力、検証力、仮説力が半端じゃなく、これにしっかり時間と労力をかけているのです!
だ・か・ら!あれだけのアクセスをコントロールできるわけです。
「派手=楽」だと思ったら、大間違いってことですね。
まずは農薬漬けの毎日から抜け出ろ!
ということで、2017年本気で商売をやる気がある方は、まずは農薬漬けの毎日、つまり「なんかコレやったら、一夜にして有名になっちゃいそう。」的なことに、自身の時間と労力を注ぎ込むことを、まず辞めましょう。
まずは、ここから抜け出ないと、先はありません。
そして、ここから抜け出たら、周りのみんながやっていない、あなたの業界の商売を行う上で普遍的で地味なことを見つけ、それをロードワークをこなすように、毎日淡々とこなしてみましょう。
コレを、最低6ヶ月続けてみて下さい。
すると・・・あなたは、あなたのジャンルで、同業他社と戦える基礎体力がちゃんとついていますから。
商売は、これができてから、いざ具体的な戦術会議に入ります。