物を売るということは、人の心を動かすということ

「モノより思い出」というコピーが親の心を動かしセレナが売れる。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。

先日読んだ「10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか」という本に、

・物を売るということは、人の心を動かすということだ。

という、一節があり「正にそうだ!!」と、読んでいて熱くなりました。


10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか

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ということで今日は、「物を売るということは、人の心を動かすということ」について、お話しをしたいと思います。

モノより思い出


以前良く流れていた(ひょっとしたら今も流れているけど、僕はテレビを見ないので知らない)日産セレナのテレビコマーシャルでは、「モノより思い出」というコピーが使われていましたよね。

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このコピーは、クリエイターの小西利行先生が作られたことで有名ですが、「このコピーがきっかけで、セレナを購入した!」という方も多いのではないでしょうか。

それほど、このコピーは、人の心を動かします。

僕も親なのでよくわかりますが、「モノより思い出」というコピーは、

・日頃忙しくしているお父さんお母さん
・子どもに色々体験をさせたいと考えているお父さんお母さん
・1分でも1秒でも多くの思い出を子どもと一緒に作りたいと考えているお父さんお母さん


には、「そうそう、そうだよね!!」って、突き刺さります。

そして、このコピーが突き刺さった親は、週末日産に行き、セレナを試乗・購入するのです。

つまり、「モノより思い出」というコピーが人の心を動かし、心が動いた人がセレナの試乗・購入という行動をするのですね。

試食・試飲


ちなみに、販売が上手な人は「物を売るということは、人の心を動かすということ」をよく理解しています。

例えば、スーパーマーケットで夕方に試食・試飲が増えるのもこれが理由。

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試食・試飲が購入に繋がるまでをわかりやすくフローでまとめると、

試食・試飲をする
 ↓
おいしい!これ家で食べたい(飲みたい)となる
 ↓
今なら●●セットがお得などのオファーがある
 ↓
購入

です。

「試食・試飲」と「購入」の間には、『心が動く』という大切なプロセスが隠れているのですね。

人の心を動かすしかけ


さて、ここまでを読んだあなたは、きっとこう考えていると思います。

「私の商売では、どんな仕掛けをすると、お客さん(未来のお客さん)の心を動かすことができるだろう。」と。

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これ、是非今この瞬間に考えてみましょう。

ちなみに、どんな商売でもお客さん(未来のお客さん)の心を動かす一番簡単な仕掛けは、「一度経験をさせること」です。

うちの近所の釣具屋ではコレをやっていないので助かっていますが、もし仮に新商品が出る度に、釣具屋がその新商品を使える釣りツアーなどを組んだら、僕は皆勤賞で参加、高確率で新商品を購入するでしょう。(笑)

これをヒントに、あなたの商売では、お客さん(未来のお客さん)の心を動かすためにどんな仕掛けができるかを、考えてみて下さい。

まとめ


ということで今日は、「物を売るということは、人の心を動かすということ」について、お話しをしました。

この一節が書かれている「10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか」という本は、大変オススメです。

ビリオネアに興味が無い方も、本の中に出てくるビリオネアという単語を「真の商人」に置き換えて読んでみて下さい。


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きっと沢山の学びと気づきが、あることと思います。


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