縄跳びって、跳べた状態をよく理解してから跳びました?
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
数多くの方の商売の応援をしていると、
・商売が軌道に乗りやすい人
と
・商売がいつまでも軌道にのらない人
のパターンがあることが、わかってきます。
ちなみに、「商売がいつまでも軌道にのらない個人事業者にあるあるな3つパターン」と言うものがありまして、その3つのパターンとは、
1.体感覚を養わない
2.理解しようとする
3.持論を持つ
2.理解しようとする
3.持論を持つ
です。
以下に、解説をしますね。
1.体感覚を養わない
これはよく学園でもお話をするのですが、初めて縄跳びの練習をした頃って、縄跳びが跳べた状態をよく理解してから、跳びました?
きっと、10人が10人、違いますよね。
縄跳びって、お兄ちゃんお姉ちゃんがやっているそれを見て、見よう見まねでやってみるところからスタートしますよね。
僕は、体育学が第一専門なのでこの辺はよく理解しているのですが、縄跳びは「調整力」が必要な運動で、実は、園児や小学校低学年の子供には難しい運動です。
だから、すんなりできる子の方が少ない。
縄跳びって、そのくらい難しい運動なので、子どもはみんな見よう見まねでやってみて、「体感覚」を養うところからスタートするのです。
この「体感覚を養う」って、商売でも超重要です。
沢山の商人を見て実感するのは、「商売が軌道に乗りやすい人」は、この体感覚を養いながら商売を進めることができ、「商売がいつまでも軌道にのらない人」は、体感覚では商売を進めることができないということです。
でもね、
・習ったことがない
・経験値がない
ことに挑戦するときって、何も事前情報がないわけですから、縄跳びの練習同様に、体感覚を養いながら前に進むことこそが、大切なのです。
2.理解しようとする
また、商売がいつまでも軌道にのらない人は、体感覚を養わないばかりか、習ったことがない・経験値がないソレを、まずは理解しようとします。
これ、理解できるわけが無いのです。
考えても見てください。
例えば、
・新種の木の実を加工して缶詰にして世界中に販売する
と、10年後にはどういう結果になるかについて、細かに描写できますか?
できませんよね?
できるわけが、無いのです。
なぜなら、この商売について、事前に習ったこともないし、この商売を経験したこともないのですから。
でも、みんな自分の商売では、これを平気でします。
まだやったことも無い、経験したこともないソレについて、あれこれ考えに考えるのです。
そして、アイデアがグツグツ煮えて、カリカリに焦げて、行動に移る前に萎えてしまうのです。
であるのなら、習ったことがない・経験したことがないソレを「まず理解する」という行為そのものが、無駄なわけです。
考える前に、まずは行動です。
3.持論を持つ
これに加え、商売がいつまでも軌道にのらない人は、商売が起動に乗っていないのに、自分の持論(商売論)を大事にします。
これ、要りません。
商売って、ある程度の型があります。
・店舗商売なら店舗商売の型が
・対人商売なら対人商売の型が
・治療院商売なら治療院商売の型
があるのです。
であるならば、まずは持論は置いておいて、それら既に世の中にある商売の型を学び・使ってみることが大切です。
武道には、「守・破・離」という言葉がありますが、これは商売も同じです。
上記「持論を持つ」は、「守・破・離」で言うところの「破」ですから、これはまだまだ先なわけです。
商売で大切なことは、「守・破・離」の「守」、つまり、既存の型を学びそれを徹底的に守る事からはじめることです。
まとめ
ということで今日は、「商売がいつまでも軌道にのらない個人事業者にあるあるな3つパターン」について、お話をしました。
この3つ、どれも商売には邪魔なものですから、何か1つでも当てはまる事がありましたら、今日この瞬間からそれを捨ててみてくださいね。
商売は、「体感覚」を養いながら前に進むことが、大切です。