「売れないものを売るのはバカ」なのです。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
僕は、「商売」を教えることをしています。
だから、「それ、どの角度から見ても商売にならないので、商売をしたいなら、業種を変える、商品を変えるをした方がいいですよ。」ということを、お話することがあります。
でも決まって、コレを言うと、嫌われます。
「私は、●●で●●を売りたいから、直さんに指導をお願いをしているのです!」
って。
でもね、沖縄で毛皮のコートは、売れないのですよ。
売れないものは売れない
当たり前な話ですが、売れないものは「何かを変えないかぎり売れない」のです。
例えば、
・沖縄で毛皮のコートを売ること
・北海道でタンクトップを売ること
・高齢化が大問題の村で最新のPCを売ること
は、何をどう頑張っても、難しいのです。
売れるかどうかで言えば、数点のソレを売ることはできるでしょう。
でも、数点しか売れないのでは、商売としてはNGなので、やはり
・売るもの
・売る場所
・場合によっては商売そのもの
を変える必要が、あるわけです。
「商売」とは
商売って、辞書をひくと
1 利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。「数軒の支店を持って―している」「客―」「―繁盛」
2 生活の基盤になっている仕事。職業。「本を書くのが―だ」「因果な―だ」
2 生活の基盤になっている仕事。職業。「本を書くのが―だ」「因果な―だ」
と、書いてあります。
商売って、「売ります・買いますが成立すること」ではなく、
・利益をあげる目的で物を売り買いすること
・生活の基盤になっている仕事
なのです。
つまり、利益が目的ではない、また、経済的に独立できないそれは「商売とは呼べねーよ。」って話です。
ここが、趣味と商売の境界線です。
売れないものを売るのはバカ
ちょっと強烈な一言ですが、「売れないものを売るのはバカ」です。
あ、このバカとは、人としてではなく「商人として」です。
商人は、一人のひとが喜んでくれても、商人の商いが成立しなければ、結果、その一人にも商品を届けることができなくなるので、NGなのです。
商人がやるべきは、
まずは、万人が喜んでくれる商品を売る。
それができた上で、どうしてもやりたければ、たった一人の人が喜んでくれることもやる。
それができた上で、どうしてもやりたければ、たった一人の人が喜んでくれることもやる。
です。
商人は「商いを続けること」が、何よりも重要なミッションなのですから、売れないものを売っていてはいけないのです。
売れないものを売るのは、商いではなく、趣味です。
商売の成立 < あなたのやりたい
ちなみに、上記を例にお話をすると、あなたが、
・沖縄で毛皮のコートを売ること
・北海道でタンクトップを売ること
・高齢化が大問題の村で最新のPCを売ること
をどうしてもやりたい場合、それって、あなたの中では
・商売の成立 < あなたのやりたい
という構図があるはずです。
であるならば、それをやるのは自由。
だけど、それはあくまであなたの趣味でしか無いので、それに「商売の定義を当てはめようとするな」ってことです。
この、本来混ぜるべきではないものを混ぜて考えるから、色々とわけのわからないことになるのです。
まとめ
ということで今日は、「商売とは / あなたのそれは、趣味?商売?」というお話でした。
今日のこの記事を読むと、あなたのやっている事が
・趣味なのか
・商売なのか
が、明確になると思います。
今あなたがやっていることが「趣味」の場合、それは趣味のままで良いのか、商売にしたいのか。
今あなたがやっていることが「商売」の場合、その商売は、今後どっち能面に伸ばしていきたいのか、誰の役に立ちたいのか
今あなたがやっていることが「商売」の場合、その商売は、今後どっち能面に伸ばしていきたいのか、誰の役に立ちたいのか
を、よく考えてみてくださいね。