資格を取ってしまった場合の対処法は二択です。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
「需要と供給」って言葉、知っていますか?
需要とは、ある商品を買おうとすることで、供給とは、ある商品を売ろうとすることです。
世界中の「買う・買わない」は、この需要と供給のバランスで保たれています。
これ、小学校で習うことです。
小学生が分かることを大人が理解できていない
「需要と供給」については、小学校で習うので、特別なことがない限り、小学生でも普通に理解できます。
にも関わらず、ここ最近は大の大人がこれを理解できないのか、資格ビジネスにカモられていますね。
で、カモられた人は、「●●協会は詐欺だ!」とかいって、その資格を発行している協会を卑下したりしますが・・・
その協会を卑下する前に、自分の知識不足と小学生でも理解できる「需要と供給のバランス」を見ずに、その資格に飛びついた自分を反省しましょう。
*カモる前提で資格を発行しまくる協会は、当然良くないです。
「教わる人」より「教える人」が多い業界なんて商売が成立しない
需要と供給のバランスが理解できれば、一瞬でわかると思いますが、「教わる人」より「教える人」が多い業界なんて、商売が成立しません。
当たり前のことです。
もっと言うと、「必要とする人」より「提供する人」が多い業界なんて、商売が成立するわけ無いのです。
商売が成立しないので、今日では、
・税理士
・司法書士
・弁護士
だって、職無しの人が普通にいますよね。
需要より供給が上回った瞬間に、商売は成立しないのです。
資格を取ってしまった場合の対処法は二択
では、資格を取ってしまった場合は、どうすれば良いのか。
これは簡単で、
1.その資格に見切りをつけて別の仕事を始める
2.その資格を活かして新しい需要を生み出す
2.その資格を活かして新しい需要を生み出す
の二択になります。
多くの場合は、2が難しいので、1をするしか無いわけです。
でも、いいチャンスなので覚えておいてください。
需要を生み出せない=誰かがつくったレールの上を走るしか無い
ということですからね。
「尖る」ことで突破口は見出だせる
教室系ビジネスの資格(ベビー系、お花系、アイシングクッキー系)の資格を取った人は論外でしょうが、
・税理士
・司法書士
・弁護士
等、士業の資格を取った先生方は、まだまだ突破口が見つかるでしょう。
例えば、
●●専門の税理士
と、自分の専門性を出すだけで、新しい需要(今日まであなたに見えていなかった需要)が出てくることは明確です。
そして、新しい需要のなかで商売ができるあなたは、あなたがつくったレールの上を走ること、つまり、あなたルールを作れるゲームの中で、商売をすることができるのです。
これは、世界が180度変わる感動がありますよ。
まとめ
ということで今日は、「資格ビジネスを卑下する前に「需要と供給」を理解しろ!」というお話でした。
いいチャンスだと思うので、今日は、あなたがお仕事をする業界の「需要と供給のバランス」をよく見なおしてみてください。
当然ですが、
・需要>供給
なら、その業界には大きなビジネスチャンスがあり
・需要<供給
なら、まずは尖ることが、いまのあなたに必要なことです。