「売れる・売れない」は、売る前に結果が出ている!

「定点観察・データベース・仮説」が勝敗の分かれ目


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。

先日、お酒の席で「前回は、マダコとマゴチが釣れて、前々回は、ヒラメが釣れたんだよー。」と言いながら、友人にiPhoneで釣果写真を見せていました。

th_S_madako

th_s_hirame

そうしたら、友人が「そんなにボンボン釣れるもんなんだ。」と、言ったのですが・・・。

僕がハマっている海釣りは、釣り堀の釣りとは違うので、決して、ボンボン釣れることはありません。

でも僕は、一定の釣果をあげています。

さて、その理由は、何でしょう?

定点観察でデータベースをつくる


ということで、問題です。

「前回は、マダコとマゴチがつれて、前々回は、ヒラメが釣れたんだよー。」

なんて言えちゃう僕は、一体、何をして、こんな釣果を上げているのでしょう?

1.ひたすら毎日釣りに行く
2.人の釣った魚を自分が釣ったことにする
3.釣りに行かない日も毎日釣果リサーチをする


正解は・・・

3番「釣りに行かない日も毎日釣果リサーチをする」です。(決して2番ではありません。笑)

僕は、釣りに行かない日も、複数の海釣りエリアの釣果情報をチェックしています。

データベースがあると「仮説」が立てられる


最初は、釣りに行きたくて仕方がないので、釣りに行けない日も各地の釣果を調べていたのですが、釣果チェックを続けていると、釣れている日は、

・潮の流れ
・天気
・餌


などの「釣れる共通点」があることに、気が付きました。

これに気がついてからというのも、

・潮の流れ
・風速
・天気
・ポイント
・餌


に着目して、各釣果情報のチェックをするようにしてみました。

すると、「明日は、どの辺りで、何の餌を使うと、●●が釣れるのではないか?」という仮説が、立てられるようになりました。

この仮説が立てられるようになると・・・当然、釣れる率は高くなるわけです。

観察・データ・仮説は商売でも重要


・定点観察
・データベースづくり
・仮説づくり


が重要なのは、「商売」も同じです。

例えば、あなたが何らかの商売をしていて、売りたい商品があった場合、なんとなく店を開いていても、お客さんは店の前を素通り、商品は全然売れません。

しかし、もしあなたが、あなたの購入見込者は、

・どういう属性で
・何に興味を示し
・どんなキーワードに敏感で
・毎日何を考え
・今は何に悩んでいるのか

を、よくよくリサーチすることができた場合、あなたは「属性(購入見込者)に合った売り方」ができるので、あなたの売りたい商品は、面白いように売れるようになります。

リサーチ力が勝敗の分かれ目


商売の場合、売れない人ほど、このリサーチを面倒くさがり、売れる人ほど、このリサーチを徹底的に行う傾向にあります。

なんと、商売で売れる売れないを左右するのは、

・売り込みの声のデカさ

ではなく

・事前リサーチの深さと広さ

だったんですね。

この視点で見ても、やっぱり「準備が9割」ですね!

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