もったいないのは、決済手数料ではなく、カードが使えないがために来店しないお客さんの数です!
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日、食事を終えて支払いをしようと、レジでクレジットカードを出したら、
「お支払いは、現金のみとなっております。」
って、メッチャ笑顔で言われて、イラッとしました。(笑)
リヤカーでバナナを売っていたってカード決済できるこの時代に、実店舗で「お支払いは現金のみとなっております。」って、一体、何を考えているのでしょうか?
携帯端末でクレジットカード決済ができます
この記事をお読みの皆さんはご存じの事と思いますが、今は、スマホ・タブレット等の携帯端末で、クレジットカード決済ができるのが「常識」です。
つまり、本当にリアカーでバナナを売っていても、カード決済はできるのです。
これ、数年前からの常識。
ちなみに、スマホ・タブレット端末でクレジットカード決済ができるメジャーなツールが、
・Square
・楽天スマートペイ
ですね。
他にも沢山のモバイル決済サービスがありますが、Squareは、世界各国で最も使われている、モバイル決済サービスです。
手数料は無駄な経費・・・ではありません!
ちなみに、それを知った上で、クレジットカード決済を導入していない店舗や商売があるとしたら、それら店舗や商売のオーナーが考えていることは、
「手数料がもったいない!」
ということ。
これ、気にかけるところ、間違えていますからっ!!!
もったいないのは、手数料ではなく、「カードが使えないがために、逃しているお客様の数」です。
これ、目に見えない数ですが・・・超膨大な数のはず。
ちなみに、上記にご紹介した「Square」の決済手数料が3.25%〜で、「楽天スマートペイ」の決済手数料が3.24%〜です。
一昔前は、クレジットカード決済手数料って、7%とか8%とか持って行かれましたが、今は、こんなに手数料が安いのです!
そして、この手数料の出し惜しみさえしなければ、あなたのお客さんはまだまだ増えるのです!
だもん、導入しない手は、ないのです。
お客さんは選んでいます
僕は、同じ飲食店が2つあって、左の店が現金のみ、右の店が現金・カードOKだった場合、躊躇なく右の店に行きます。
でも、事実はもっとストイックで、僕は現金しか使えないお店には、まずいくことがありません。
・レストラン
はもちろん、
・スーパー
・靴屋さん
・洋服屋さん
全てにおいて、基本、カードが使えるお店にしか、行きません。
だって、現金を持ち歩く必要性って、今の時代、ほぼないですからね。
お金ってバーチャルなもの
この話をしだすと、これだけで10記事書けそうなくらいなので、今日はさわりだけにしておきますが(笑)、1971年のニクソンショック以降、世界中でお金って完全バーチャルなものになりました。
よく、「カードは信用できないから、やっぱり現金がいい!」という人がいますが、その現金が、そもそもバーチャルなものなのです。
それを毎日持ち歩き、足りなくなったらわざわざATMをさがして、時間外なら手数料を払って引き出すなんて・・・もう意味がわかりません。
意味がわかりませんし、売り手がそれを指定してもらうなんて、商売として本末転倒なわけです。
カードと、電子マネーが当たり前に使えるこの時代、買い手も売りても「現金でやりとりをする必要性」が、本当にないのです。
まとめ
ということで今日は、「支払いにカードが使えないなんて、その商売、化石です!」というお話でした。
カードが使えないというだけで、お客さんは逃げていますからね。
これよく理解して、上記にご紹介した「Square」や「楽天スマートペイ」の導入から、考えてみてください。
追伸、
以前は、PayPalも「PayPal Here(ペイパルヒア)」という、モバイル決済サービスがありましたが、2016年2月1日付で、このサービスは停止になりました。