あなたの売上が上がらないのはお客さんが発した言葉の受け取り方がズレているから

言葉の受け取り方がズレていると3つの損(売り逃し・離客・チャンスの自滅)をすることになります。

自営業1年生村上さん
聞いてください、この間「次回●●を販売する時は声をかけて!」って言ってくれてたお客さんにメールを送ったら、無視されたんです。私からの案内を喜んでもらえると思っていたので「なんだよー!」って感じでした。

さいとう
そういうことって、結構ありますよね。ちなみに念の為に聞いておきますが、メール以外の方法でもその方に案内はしたのですか?

自営業1年生村上さん
いえ、してませんよ。だってメールの返信がない人にLINEとか電話とかで再度案内をしたらしつこいでしょ?

さいとう
それは、メールが届いていて相手の方がちゃんと読んでいたらの話ですよね。もしそもそもメールが届いていないとしたら、「なんだよー!」っていうのは村上さんの思い込み。その思い込みで村上さんは得れるべき売り上げを逃すことになりますよ。


あなたの売上が上がらないのはお客さんが発した言葉の受け取り方がズレているから




上記、 村上さんと齊藤の会話を読んで「ドキッ!」とした人も多いのではないでしょうか?

日々コンサルティングをしていると

・なぜこちらから提案しないの?
・なぜその人にLINE送っちゃったの?

ということが多々あります。

なんでこんなことが起こるのかと言うと、その理由は「売り手の受け取り方にズレがあるから」です。

洋服でも車でも、いい買い物したなぁと思うときは必ず店員さんの対応が良いですよね。

あなたがそう感じる時は、決まって店員さんがあなたの思いや感情を適宜上手に汲み取ってくれています。

それに対し、「日々お客さんと接触はあるのに売上が上がらない!」ということにあなたが悩んでいる場合、あなたは言葉の受け取り方にズレがある可能性が高いです。

言葉の受け取り方がズレていると、商売では損しかしません。

売り手の言葉の受け取り方がズレていると商売では3つの損をする




売り手の言葉の受け取り方がズレていると、商売では3つの損をします。

その3つの損とは、

売り手の言葉の受け取り方がズレているとある3つの損
  1. 売り逃し
  2. 離客
  3. チャンスの自滅

です。

一つずつ説明しますね。

売り逃し




売り手の言葉の受け取り方がズレていると起こる損1つ目は「売り逃し」です。

これは、上記村上さんパターンですが、事象としては

・メールを送った
・返信がない


だけなのに、売り手が「無視された」「お客さんは欲しくないんだ」と勝手に解釈して凹むパターン。

いらないっていう人に売る必要は0ですが、いるかいらないかの確認が不十分なのに凹むって意味分かんないですよね。

友達といるときに、自分だけガムを持っていたら「ガム食べる?」ってききますよね。

それと同じ。

売り手と買い手になった瞬間に、「ガム食べる?(=こんなのありますよ)」って聞くことを躊躇する人が多いですが、売る前にすべきは、いるかいらないかを正しく把握することなので、答えは YES / NO でちゃんと受け取るようにしましょう。

離客




売り手の言葉の受け取り方がズレていると起こる損2つ目は「離客」です。

これは売り逃しと逆パターン。

例えば、「いついつどんな教室をしますよ」という話を生徒さんにした時、生徒さんが

「今回はちょっと忙しいので、次回に見送ります。」

と言いました。

さて、生徒さんの真意は次の5つうちどれでしょう?

「今回はちょっと忙しいので次回に見送ります」の真意はどれ?
  • 特典をつけて再度案内してくれれば、買いたい。
  • 忙しくてもできることを説明してくれれば、買いたい。
  • 今回買う気はないけど、次回は買いたい。
  • 今回買う気はないし、今の所次回も買う気は無い。
  • 買う気は全然無い。

この回答をする人の真意は、8割9割④か⑤です。

つまり、①②③を選択した人は、いらない人に押し売りをすることになるので、結果この人は離客する(あなたの前から居なくなる)ことになります。

離客って、なるようにしてなってるんですよ。

チャンスの自滅




売り手の言葉の受け取り方がズレていると起こる損3つ目は「チャンスの自滅」です。

これは上記④⑤の選択をしたけどあなたの前からは居なくならない人に、あなたから次なる提案をしないために、起こり得る機会損失です。

重要なことなので覚えておきたいですが、1回提案して買わなかったお客さんは、もう今後一切何も買わないお客さんじゃないです。

である場合、今回買わなかったお客さんは何を求めているのか、そのお客さんとコミュニケーションを深め、次回何をどのタイミングで提案すると喜んでもらえそうか設計することが重要です。

この設計をしないために、チャンスを自滅させ機会損失ばかり拾っている個人事業者さんは多いです。

受け取り方のズレを修正したら売上が増えた事例



自営業1年生村上さん
なるほどです。売り手の言葉の受け取り方がズレていると、こんなにも損があるのですね。

質問ですが、売り手の受け取り方にズレがあったから損をしてたけど、このズレを修正したら売上が増えた!っていう事例はありますか?


それは沢山ありますよ!

例えばコンサル生から「今回売れなかったんですよねー。」という報告を受けた時、

①なぜそう決定付けたのかをヒアリング
②コンサル生とお客さんとのメールのやり取りを確認

したら、コンサル生と齊藤の読解が全く違い、齊藤の読解を元に提案をし直したらお客さんがめちゃ喜んで買ってくれた!

なんていうことは、毎週のようにあります。

個人事業って、売れそう/売れなさそうの判断をする人が自分しかいないから、どうしても現状を主観でみちゃいますが、主観で物事を見ると自分の思い込みが現状を曇らせてしまうので、目の前の状況を分析する時は主観に蓋をして客観で見ることが大切です。

受け取り方のズレって直しようが無いですよね?



自営業1年生村上さん
なるほど納得です。でも、受け取り方って感覚的なものなので受け取り方のズレって直しようが無いですよね?


これは半分正解で、半分不正解です。

まず正解の方ですが、受け取り方って確かに感覚的なものです。

感覚的なものですなので、自分の感覚を修正するしかこれを正す方法はありません。

そして不正解の半分方は、受け取り方のズレって直しようが無いということ。

受け取り方のズレは「正解のシャワーを浴びる」ことで、少しずつ修正することができます。

受け取り方=感覚なので、今日の明日で綺麗サッパリ修正完了!とはなりませんが、時間をかけて正解のシャワーを浴びることで、徐々に自分の誤った解釈(考え方)は修正することができます。

「今日の記事を読んだら、私も受け取り方のズレで損してきたかも!」という人は、今日から 正解のシャワーを積極的に浴びてください。

受け取り方のズレをなくして機会損失を減らそう




ということで今日は、「あなたの売上が上がらないのはお客さんが発した言葉の受け取り方がズレているから」というお話でした。

受け取り方がズレているために本来得れる利益を得れないことを「機会損失」といいます。

個人事業者は目の前の状況を主観で見るから、機会損失に見舞われることが多いです。

今日からは、自分の受け取り方に磨きをかけて、機会損失を1つでも減らしてください。

「受け取り方のズレを直したいけど、正解のシャワーを浴びる環境がない!」という人は、グルコンに来てください。

グルコンでは、他業種他ジャンルの商売を成功に導いている齊藤が「正しい受け取り方」を個別具体的にお伝えしていますからね。

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