商売って、見込み客の見定めが正しくできているとうまくいき、見込み客をを見誤っているとまずコケる。
きのこの山とたけのこの里だったら、断然たけのこの里だと思っていたのに、アンケートをしてみると結構きのこの山好きが多いことに驚いている齊藤直です。
先日学園で話した時、「ダイエット教室の見込み客はデブじゃない」っていう話。
あなたがダイエット教室の先生だった場合、誰をお客さんにしますか？
「そりゃー、太っている人でしょ。」と答えたあなたは・・・3ヶ月以内に倒産します。
なぜなら、業種に対して見込み客を見誤っているから。
商売って、見込み客の見定めが正しくできているとうまくいき、見込み客をを見誤っているとまずコケます。
ダイエット教室の見込み客はデブじゃない
まず冒頭の話ですが、結論から言ってダイエット教室の見込み客はデブじゃないです。
なぜかって言うと、めっちゃ太っている人って痩せたいと思っていても痩せようとは思ってないから。
「痩せたいと思う」と「痩せようと思う」って3文字しか違いませんが、意味は全然違います。
「痩せたいと思う」っていうのは、結構みんな言うアレ。
つい昨日も、カフェでめっちゃふくよかなおばちゃんが「夏が終わる前にあと2キロ痩せたいわー」っていいながら、パフェを食べていました。
いますぐ、その手を止めろ。
この例で分かる通り、「痩せたいと思う」にはなんら現実味がありません。
多くの場合、痩せたい・痩せたくないの二択で言うなら「痩せたい」というレベルの思いが、「痩せたいと思う」です。
だから、ある意味、僕が昨日カフェであったおばちゃんは正解です。
さっきはキツイこと言ってごめんね。どうぞその手を進めてください。
これに対し、「痩せようと思う」っていうのには意思があります。
このレベルでも実際に痩せるかどうかは別次元の話ですが、「痩せようと思う」っていうのには意思があるので痩せることに意識が向いているのは確か。
どんなに最低でも、この意志がある人じゃないとダイエット教室の見込み客にはなりません。
ちなみに、ダイエット教室の見込み客を見つける最も良い方法が、原宿のど真ん中で「おい、デブ！」って叫ぶこと。
「おい、デブ！」って叫んで振り返った人は、その人がどんなに痩せていようが筋肉質だろうが、ダイエット教室の見込み客です。
ここ、赤丸チェック。
第二問、お好み焼き屋の見込み客は今どこにいる？
では、第二問。お好み焼き屋の見込み客はどこにいるでしょうか？
先日、お好み焼きを食べながら学園生にこの質問をしたら、実にユニークな解答が沢山来ました。
お好み焼き屋の見込み客は、
・ランチ前の人
・スーパーのお惣菜コーナーにいる人
・コンビニの冷凍食品コーナーにいる人
いずれも、正解をかすっているようでかすっていません。
これ、「お好み焼きを食べたい人の心情」を考えれば、わかりますよね。
例えばあなたが「あー、今日のランチはお好み焼き食べたいなっ！」という場合、あなたは口の中をどういう状態にしたいんですかね？
この視点で考えると、「お好み焼き屋の見込み客は今どこにいるのか」が見えていると思います。
どうぞ「お好み焼き屋の見込み客はたこ焼き屋の前いる！」という以外の答えを出してくださいね。
第三問、あなたの見込み客は今どこにいる？
脳ミソが温まってきたところで、第三問。
あなたの見込み客は、今どこにいますか？
上記「ダイエット教室の見込み客の見つけ方」それから「お好み焼き屋の見込み客」の見つけ方を参考に、今までと異なる視点で考えてみてください。
繰り返しになりますが、商売って見込み客の見定めが正しくできているとうまくいき、見込み客をを見誤っているとまずコケます。
つまり、
・お客さんが集まらない
・最近売上が落ちてきている
・顧客リストが減る一方
という人は、見込み客の見定めが見誤っているってことですね。
そんな方は、脳ミソがおかしくなるまで上記ワークに取り組んでください。
このワーク、頑張っただけあなたの売上上がるので。＾＾
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