商品化のルール

売れるか売れないかは「商品化する前」に判断しろ!


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。

商売をしていると、「新商品」を作ることって、多々ありますよね。

この新商品作り、学校では教えてくれませんが、あるルールがあります。

ということで、今日はこれについて解説をします。

商品とは


まず、商品について、理解を深めましょう。

商品とは「売れるもの」であることが大前提です。

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よく、「売れるかどうかは売ってみないとわからない!」という人がいますが、それは『商品化する前』に、白黒つけるべきなのです。

では、どうしたら商品化する前に「売れるかどうか」を判断できるのでしょうか?

それは、「まかない」にヒントがあります。

まずは商品化しないでリリース


定食屋さんに行くと、「実はこれ、昔はまかない飯だったんですよ。」というメニューが、たまにあります。

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そういうメニューは、決まってお店の売れ筋トップ3に入っています。

これ、なぜまかない飯だったのに、商品化してすぐ「お店の売れ筋トップ3」にランクインできるのでしょうか?

それは、

1.商品化する前にお客さんに味見をしてもらい感想を聞く
2.お金を出してでも食べたいかを聞く
3.具体的な金額を提示、その金額で注文するかを聞く


を、事前にしているからです。

いわゆる、テストマーケティングと言うやつです。

定食屋さんのまかないは、このテストマーケティングをしてから商品化するので、商品化してすぐ「お店の売れ筋トップ3」にランクインできるのです。

あなたの業種のテストマーケティングとは?


ちなみにこのテストマーケティングは、定食屋さんだから手軽にできるのでしょうか?

答えは、NOです。

テストマーケティングは、自営業者ならどんな業種でも簡単にできます。

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例えば、あなたが教室業をしている場合、「今度、みんなで●●しませんか?」として、既存の生徒さんとサークル的にあつまり、未来の商品候補をサークルの活動の一貫としてをやってみることなんて、今日の明日でできます。

また、例えばあなたがサロン業をしている場合、「もしよかったら、今日サービスで●●をご体験いただけるのですが、よろしかったらいかがですか?」と言って、未来の商品候補をサービスとして提供してみるなんて、今日の明日でできます。

それから、例えばあなたが講師業をしている場合、「オフ会・ランチ会レベルで人を集め、未来の商品候補をオフ会・ランチ会のついでワークや、ついで講座としてちょろっとやってみる」なんて、今日の明日でできます。

ね、自営業者はテストマーケティングしたい放題なのです。

新商品づくり


新商品を作る時は、こうしたしたテストマーケティング

・複数
・同時多発的に


行います。

すると、

・人気のあるもの
 と
・人気のないもの

に別れます。

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この結果を見て、人気のあるものだけを「新商品」としてリリースすれば良いのです。

簡単ですね。

自営業者のみがもつフットワーク


ちなみにこれは、大手では絶対にできません。

自営業者だからこそ、できることです。

以前、「自営業者が大手に勝つ方法」でもお話しをしましたが、自営業者の最大の強みって、フットワークです。



どうぞ、自営業者のあなたは、テストマーケティングもフットワークを武器に、サクサクとやってみて下さい。

まとめ


ということで今日は、「商品化のルール」というテーマでお話しをしました。

どうぞ、あなたも売れるか売れないかわからない商品をリリースするのではなく、「まかない方式」で確実に売れる商品を新商品にして下さいね。

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