レギュラー商品なしに「売れるかどうかわからない新商品」の販売をすると、即死します。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。
どんな商売でも、商品は
・毎月当たり前に売れる商品
・季節に応じて売れる商品
・売れるかどうかわからない新商品
の3構成が重要です。
ということで、今日はこれについて解説します。
毎月当たり前に売れる商品
毎月当たり前に売れる商品は「レギュラー商品」と言われるものです。
ファミレスで言えば、グランドメニュー(いつ言っても置いてあるメニュー)に掲載されている商品ということですね。
店舗でも、教室でも、治療院でも、対面ビジネスでも、まずは「毎月当たり前に売れる商品(=レギュラー商品)」があることが重要です。
これがない状態で
・季節に応じて売れる商品
・売れるかどうかわからない新商品
を並べると、駆け出し期は「即死」しますのでご注意下さい。
季節に応じて売れる商品
「毎月当たり前に売れる商品(=レギュラー商品)」がある前提で次に準備をしたいのが、「季節に応じて売れる商品」です。
日本は、
1月:新春
2月:バレンタイン
3月:卒業
4月:入学
5月:GW
等々、毎月何らかのイベントがあります。
「季節に応じて売れる商品」は、はじめは春・夏・秋・冬のそれからはじめて、慣れてきたら「月替り」にすれば、毎月レギュラー商品+季節商品が売れることになります。
また、新春もバレンタイン等の各イベントは毎年来るわけですから、「季節に応じて売れる商品」は、一度売れる方程式ができると、翌年も翌々年もずっとその商品で売上見込を立てることができます。
ということで、「毎月当たり前に売れる商品(=レギュラー商品)」がしっかり売れだしたら、「季節に応じて売れる商品」の販売を始めましょう。
売れるかどうかわからない新商品
上記の通り、
・毎月当たり前に売れる商品(=レギュラー商品)
・季節に応じて売れる商品
があることが、商売の基本です。
そして、ここまで来てはじめて出していいのが、「売れるかどうかわからない新商品」です。
新商品は、開発段階で、ニーズ調査・市場調査をするのは大前提。
それをしても、結果として世の出した商品が売れるかどうかは、別問題なのです。
ということで、「売れるかどうかわからない新商品」は、
・毎月当たり前に売れる商品(=レギュラー商品)
・季節に応じて売れる商品
が当たり前に売れるようになってから、販売テストをしてみましょう。
そして、その新商品が売れたら、その商品をレギュラー商品にするのか、季節商品にするのかを考え、次なる新商品の開発にすすみます
3構成が重要
ということで、どんな商売でも、商品は
・毎月当たり前に売れる商品
・季節に応じて売れる商品
・売れるかどうかわからない新商品
の3構成が重要で、この3構成が充実すると、商売はどんどん成長します。
冒険欲求の無い人は、一見、
・毎月当たり前に売れる商品
・季節に応じて売れる商品
の2つだけがあればいいように思うかもしれませんが・・・この2つだけで勝負するのは、大変危険です。
なぜなら、顧客は「飽きる生き物」だからです。
どんな商品でも、どんな老舗でも、商売は飽きられたら The END です。
ということで、
・毎月当たり前に売れる商品
・季節に応じて売れる商品
で商売が軌道に乗ったときは、どうぞ「売れるかどうかわからない新商品」の販売テストに出てみてください。
まとめ
ということで今日は、「どんな商売でも、商品は毎月・季節・新商品の3構成が重要」というお話でした。
年始でいい機会だと思いますので、上記をご自身の商売に当てはめて考えてみてくださいね。