たまごっち、ポケモンGOが売れた背景にあるものとは?
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
ここ最近、娘がUFOキャッチャーにはまっています。
そう言えば、僕も昔はよくやりました。
ということで、娘といるときにUFOキャッチャーを見つけると二人して「あった!」とUFOキャッチャーめがけて走ってしまいます。(笑)
ちなみに、なぜ人はUFOキャッチャーに夢中になってしまうのでしょうか?
僕は、「捕獲欲求」が大きく関与していると思います。
捕獲欲求
僕は釣りが大好きなのですが、釣り好きの人って、捕獲欲求が強い人です。
よく妻に「今日釣ってきた魚、食べるだけなら、魚屋さんで魚を買ったほうが安いよね。」と、言われます。
これ、寸分の狂いもなく、その通りです。(汗)
ではなぜ、わざわざお金をかけて、僕達は釣りをするのでしょうか?
それは、「捕獲欲求」があるからです。
ちなみにこの捕獲欲求、女性より男性の方が強いですよね。
ほら、小学校の頃、夢中になってバッタを捕まえたのは、決まって男子でしたでしょ?
あれ、正に捕獲欲求です。
先日、うちの息子も、虫かごいっぱいにバッタを捕まえていました。
バッタいっぱいの虫かごをもってニヤニヤしている彼は、完全に捕獲欲求の塊なわけです。(お互いに為に、バッタは全て逃しました。)
そして、人にはこの捕獲欲求があるから、「捕れそうな獲物がショーケースの向こうにあるUFOキャッチャー」に心躍らされるのだと、考えています。
欲求に則した商品づくり
この「欲求」というレベルで世の中を見ると、売れているものって「欲求に則した商品づくり」ができていることに、気が付きます。
例えば、昔はやった「たまごっち」は、人の飼育欲求に則した商品。
それに、つい先日大ブームとなった「ポケモンGO」は、上記捕獲欲求に即した商品ですよね。
この例で分かる通り、売れている商品、特にエンタメ性(ゲーム性)の強い商品は「欲求に則した商品づくり」をすると、ヒットの確率が高くなります。
実は書店にもあります
ちなみに、以前テレビCMが良く流れていた書店で売っている「ディアゴスティーニシリーズ」はご存知でしょうか?
ディアゴスティーニの商品って、「初月号は、バインダーと●●が付いて、1,900円」とかです。
これって、どういう欲求に即した商品か、わかりますか?
これは、人の「コンプリート欲求」に則した商品なわけです。
マニアほど、
・それに特化したものを集めたい。
・且つ、全部コレクションしたい!
という要望がありますよね。
ディアゴスティーニシリーズは、正にそのマニアの「コンプリート欲求」をドンピシャで付いた商品づくりをしているのです。
ちなみに僕は、海釣り系のこれがでたら、まず確実に買います。(笑)
まとめ
ということで今日は、「売れる商品をつくる人が意識しているのは『欲求』」というお話でした。
いいチャンスなので、今日は、あなたの商品は人の「欲求」に則した商品づくりができているかどうかを、チェックしてみてくださいね。