商売における平等とは、「優先権」をつけて販売することです。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日、学園の授業で「商売における平等を履き違えると、ずっこけますよ。」というお話をしてきました。
よく、「皆さんに平等にお申し込みを頂きたいので、教室の募集は日時を決めて一斉に行っています。」という人がいますが・・・
それ、あなたの自己満で、お客さんからすると、平等でもなんでもありません。
むしろ、迷惑です。
商売における平等とは、「よーいどん!」で申込受付開始!とすることでは、ないのです。
商売における平等とは、Aクラスのお客様から販売をスタート、その後、Bクラスのお客様、Cクラスのお客様と販売し、最後に一般のお客様に販売という風に、「購入優先権」をつける事をいいます。
飛行機だって、ファーストクラスの人から乗ります。
新幹線だって、グリーン券を持っている人だけが、グリーン車に乗ることができるのです。
相応のサービスを受けるために、価格帯を複数作るのは、当然のことで、これをすることこそが、平等を作ることになるのです。
これ、他人の事例で考えると、よくわかりますよ。
例えば、飛行機や新幹線で、「みなさん、よーいどん!で乗って下さいね!」とか言ったら、どうなりますかね?
きっと、日本でも暴動が起きますよね。(笑)
みんな一斉に「よーいどん!」は、超不平等なのです。
商売における平等とは、「優先権」をつけて販売することです。
ここ間違えると大ゴケしますので、注意してください。