価格と価値について、正しく理解しましょう。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい教室講師の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
先日、学園生から、
「2500円より1500円の方が親切でお得だと思うのですが・・・」
という声が聞こえてきたので、
「それ、●●さんのただの思い込みですよ。」
って、お話しました。
1500円が2500円より優れていることがあるとすれば、それは「1000円安い」というだけですね。
ちなみにこの「1000円安い」は数字の世界の話です。
でも、あなたは、数字を売っているわけではなく、「モノ」や「サービス」を売っているんですよね。
でしたら、その「モノ」や「サービス」には【価値】というものが付いてまることを、まず理解しましょう。
また、その価値に対する対価が「価格」であることを、理解して下さい。
ここまで理解できると、「2500円より1500円の方が親切でお得」という表現は、正しくないことがわかると思います。
なぜなら、
・2500円でも買い手にとって価値があるものは2500円でも十分お得
であり、また、
・1500円でも買い手にとって価値がないものは1500円でも全くお得ではない
からです。
価格に対し「親切」か「お得」を判断するのではなく、あなたが提供するモノやサービスの【価値】に対して「親切」か「お得」かを判断ができるようになりましょう。