いつも気前よく買ったばかりの竿やリールを貸してくれる釣り友達に学ぶ、購買の法則。
こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。
僕には、いつも良くしてくれる釣り友達がいます。
彼は、いつも気前よく、買ったばかりの竿やリールを貸してくれます。
そして、それらを借りて使ってみると・・・、その道具が欲しくなってしまいます!
彼は・・・DAIWAの人なのでしょうか。(笑)
ということで、今日は「使ってみる」と「商売」について、お話しますね。
いいものは「使ってみる」でイチコロ
上記のとおりなのですが、いいものって「使ってみる」とイチコロです。
特に、釣具はそう。
釣具は、やすかろう・悪かろうなので、いい値段のする道具はそれなりにいいのです。
でも、そういう道具は、釣具屋で見るだけでまず使わない。
それが当たり前な状況で、僕の釣り友達は「この間これ買ったんだけどさー」といって、いつも気前よくいい道具を貸してくれます。
そして僕は、その道具にメロメロになるのです。(笑)
いいものは、「使ってみる」でイチコロなのです。
「いいもの」であることが大前提
ちなみにこれは、「いいもの」であることが大前提です。
どういうことかというと、
・使ってみた → 期待よりよくなかった → 一生買われない
ということが、ありえるということです。
よくよく知っておきたいのは、使ってみるソレには、ユーザーの「期待」がかかっているということ。
もしその道具が、ユーザーの期待を上回ていると、即購入!となるのですが、逆に、その道具がユーザーの期待を少しでも下回っていると、「一生買わない道具」となってしまうのです。
つまり、「使ってみる」をしていいのは、「いいもの」であることが大前提です。
モノは「使ってみる」が有効
この「使ってみる」は、モノにこそ有効です。
・プロが使っているはさみ
・プロが使っているリール
・プロが使っているカバン
などは、「使ってみる」と、その良さが一瞬で分かります。
「使ってみる」はモノにこそ有効なのです。
体験は「一部を体験してみる」が有効
では「体験」は、どうなのでしょう?
体験も「やってみる」は有効です。
でも、体験の場合には「一部を体験してみる」としてみるといいでしょう。
例えば、
・10分だけ体験してみる
・1本だけ滑ってみる
・1回だけ潜ってみる
などです。
体験って、経験値づくりなわけですが、経験値って字のごとく、経験しないとわかりません。
でも、全部を経験してしまうと「ごちそうさまでした」で終わってしまいます。
ということで、体験を商品としている人は、「一部を体験してみる」を販促の入口にすると、あなたの体験商品は、売れやすくなるでしょう。
まとめ
ということで今日は、「いいものは『使ってみる』でイチコロ」というお話でした。
あ、ちなみに、言うまでもないと思いますが、上記「体験」もいい体験であることは大前提です。
モノも体験も「いいもの」でないと、何も始まりません。
つまり、中途半端じゃ売れないってことですね。