問題をすり替えるな!

問題のすり替えを行っている商人の商売は、倒産に向かって一直線。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。

年末、今年は組体操の実施を取りやめたので、各学校で怪我をする児童が大幅に減りました。

というニュースがありました。(同記事は、既にインターネット上にありません。)

これを見て僕は、

「そもそも組体操ができない体がよくないわけで、組体操を辞めればいいって問題ではない気がするよね。」

と、Twitterでコメントしていました。



だって、

組体操を辞めました=怪我が減りました。

と言うのは、

外出を辞めました=事故に遭わなくなりました

というのと、同じですよね。

それって、当然そういう結果になるでしょうが、それでは良いことも悪いことも何も体験せず、一切経験値が上がらず、ただ時間だけが過ぎていく毎日を過ごすということになります。

これって、「大人が責任逃れをしているだけ」で、そもそも論で間違えていると思うわけです。

問題のすり替えをしている為に子どもの体力は右肩下がり


僕は、この事業と別途、障害者専門のスポーツ教室の運営を15年行っており、それらの指導現場にも出るの実感値としてあるのですが、障害のあるなし云々の前に、子ども全体の体力(運動能力)は著しく低下しています。

そしてこれは、今日の日本が抱える大きな社会問題と言えます。

昨年・一昨年と、「運動会でみんなと組体操が出来るように!」と、障害児の運動指導を1年間かけて行ってきたのですが、運動会間際になって、その生徒(障害児)のパートナー(健常児)が、組体操の演技種目ができないということが発覚!

運動会直前2週間で、なんとかその生徒(健常児)も仕上げ、「運動会では、無事に組体操全演技を行うことができた。」ということがありました。

こうした事例は、実は少なくなく、こうした機会に遭遇する度に、

・組体操をやらなければいいという問題ではない

と、強く思うわけです。

問題のすり替え


問題のすり替えとは、例えば、上記組体操で言うと、根本の問題は、

・組体操で怪我をしてしまう子どもが多い
 ↓
・とっさの事態に対応できる体と運動能力を備えた子が著しく少なくなっている


ですよね。

これに「問題のすり替え」を適応すると

・組体操で怪我をしてしまう子どもが多い
 ↓
・怪我をさせないための組体操は中止


ということになるわけです。

これ、問題のすり替えを行わなければ、

・組体操で怪我をしてしまう子どもが多い
 ↓
・とっさの事態に対応できる体と運動能力を備えた子が著しく少なくなっている
 ↓

・新しい運動指導カリキュラム・食育が必要

となり、新たな試みが生まれます。

新たな試みを考え実行することは、前頭葉を使う作業なので大変です。

しかし、大変価値のあることです。

これに対し、問題のすり替えを行い、

・組体操で怪我をしてしまう子どもが多い
 ↓
・怪我をさせないための組体操は中止
 ↓

・怪我が大変少なくなった

とするのは、『大人のエゴ』でしか無いわけです。

また、このように、大人の都合で問題のすり替えを行うと、本来育まなければ行けない部分が、一切育まなけること無く過ぎていくことになります。

これは、大変危険なことなのです。

あなたもしている?!「問題のすり替え」


この「問題のすり替え」あなたの商売でもありませんか?

例えば、

・売上が伸び悩んでいる
 ↓
・売り方や提案の仕方が悪い


ということを

・売上が伸び悩んでいる
 ↓
・扱っている商品が悪い、業界が不景気


などに、問題をすり替えていませんか?

商売人がこれら「問題のすり替え」を行うと、問題の根幹はずっと解決されないままですので、その商売は時間の問題で倒産します。

問題の根幹を見る・触れる・考えるって、非常に大変な作業ですが、商人はここから目を背けては行けないのです。

なぜなら、それを見ることがも、解決することも、商人にしかできないことだからです。

行ってしまっている「問題のすり替え」を書き出してみよう


ということで、いい機会なので、日頃行ってしまっている「問題のすり替え」にはどんなものがあるか、紙に書き出してみましょう。

解決すべき問題は、問題をすり替えずに考えることで、確実に解決に近づきますので、この作業は大変重要です。

そして、行ってしまっている問題を書き出したら、本来の解決先を導き出してみましょう。

例えば、

・組体操で怪我をしてしまう子どもが多い
 ↓
・とっさの事態に対応できる体と運動能力を備えた子が著しく少なくなっている
 ↓
・新しい運動指導カリキュラム・食育が必要

で言えば、「新しい運動指導カリキュラム・食育が必要」という3つ目を導き出してみるということです。

さて、紙とペンを用意して・・・早速、日頃行ってしまっている「問題のすり替え」にはどんなものがあるか、紙に書き出してみましょう。




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