情報の消費端末と情報産業を作っていくマシンの違いがわかっていませんよね?

情報産業時代に「情報配信者という立場」をとるなら、まずは、パソコンで情報を配信できるようになるべきです。


こんにちは、人気教室づくり講師の齊藤直です。

先日、アメブロに「よく『iPhoneとかiPadでブログ書きましょうー!』っていう人、いますよね。」という記事を書きました。

今日は、それの続きです。


まず、iPhoneやiPadでブログを書きたい人って、そもそもが情報の消費端末と情報産業を作っていくマシンの違いが、わかっていません。

そもそも論ですが、iPhoneやiPadって、情報を配信するために開発された端末ではなく、情報を消費するために(消費しやすくするために)開発された端末です。

だから、あなたは、時間さえあれば、iPhoneとかiPadをいじっていますでしょ。

で、特に欲しくもない情報の波で、ぶいぶいネットサーフィンをしていますでしょ!

ね、iPhoneやiPadは、あなたがそんな使い方をしちゃうことをおもいっきり想定して作られた「情報消費端末」です。


これに対し、パソコンは、情報産業時代に、情報配信をするために、昔も今も使われている端末です。

日頃、あなたが、iPhoneやiPadで消費している情報は、全てパソコンで作られています。

なぜなら、パソコンでそれを行うことで初めて、情報配信を意図的に、且つ、見やすく使いやすい形にして、消費者に届けることができるからです。

電車に乗ると、携帯でゲームしまくって、課金しまくっている人、いますよね。

あのゲームを作った人は、人が、いつ、どこで、どの時間に携帯をいじくり、何をするとつい課金してしまうかを、考えに考え抜いて、そのシステムを「パソコン」で作っています。

iPhoneやiPadで消費している情報は、全てパソコンで作られているのです。


これ、アメブロも同じです。

iPhoneやiPadでブログが書けるよーとは言うものの、至極当然のように、パソコンのほうがブログは書きやすく、短時間で書け、体裁も整えやすく、見栄えや導線を意図的にコントロールすることができます。

にも関わらず、情報消費端末(iPhoneやiPad)の方が気軽に使えるからといって、情報消費端末(iPhoneやiPad)でテキトーに情報配信している人が、あまりに多すぎです。

で、決まって、こういう人のブログは、見れたものではなく、読みにくく、一度体裁が崩れたらどうにもこうにも修正が難しい状況になります。


結論から言いますと、パソコンでも自由自在に情報配信ができる人なら、情報消費端末(iPhoneやiPad)でブログを書こうが、メルマガを書こうが、いいでしょう。

でもですね、情報産業時代に「情報配信者という立場」をとるなら、まずは、パソコンで情報を配信できるようになるべきです。

「できない」
「分からない」
「難しい」


とか言っている場合じゃないことを、いい加減理解しましょう。

そして、本当に

「できない」
「分からない」
「難しい」


のなら、「情報配信者という立場」をリタイアしましょう。

情報産業時代に、「ブログとかメルマガって、できない・分からない・難しい。」とか堂々と言っている人って、原始時代に、「歩けない、狩りとかできない、火の番とかムリ。」と言っているのと、同じです。


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