未来予測をしながら今日の仕事をしよう

10年を振り返ると、「10年後に活躍しているために今導入すべきものは何か」が見えてくる。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい自営業者の為の人気教室学園」校長でビジネスプロデューサーの齊藤直です。

十年一昔という言葉がありますが、テクノロジーの進化が著しい現代では、10年経つと世界が大きく変わり、30経つと価値観が大きく変わっているように思います。

30年前のスタンダード


現在僕は38歳ですが、30年前を思い起こすと、

30年前は、道路の端にはタバコの吸い殻が沢山あり、
30年前の男の子の将来の夢には「サラリーマン」が必ず登場、
30年前のお母さんは、ほとんどが専業主婦で、
30年前はどんな時計を付けているかどんないい車に乗っているかが重要で、
30年前は、海外旅行はまだまだ一般的ではありませんでした。

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これ、今の価値観からはどれもが信じられませんよね。

でも、30年前はこれが「スタンダード」

ちなみに、30年と言わず10年・15年で考えても、スタンダードは音を立てて変化していることがわかります。

フロッピーディスクやフィルムカメラ


例えば、15年前はまだまだ当たり前に使っていたフロッピーディスクは、今や完全に姿を消しました。それどころか、CD・DVDもダウンロードに大きく幅寄せられている今日です。

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また、15年前は持っている人が珍しかった「デジカメ」は、今やスマホの中に収まり、持っていない人が珍しい時代になりました。

それから、10年前くらいまでは主婦がやるのが当たり前とされていた「家事」は、今やお掃除ロボットや(外国人)代行者が行う時代です。

このようにちょっと振り返りを行うと、10年・15年で考えても、スタンダードは音を立てて変化していることがわかります。

これって・・・怖いですよね。

なぜなら、今後10年・15年でも同様の変化があるということですから。

いま38歳の僕の10年後15年後は、48歳・53歳で、大きな事故や病気がなければ、バリバリ仕事をしていて、ソレを想像することは容易です。

しかし、48歳や53歳の自分がバリバリ仕事をしている時代の世の中のスタンダードは、今日のこの時代とは大幅に異なるわけです。

ということは、「もうすぐ40歳だし。などと学びを止めるなんてありえない。」ということですね。

5年10年でたどり着く未来


おそらく、10年後は「昔、タイピングとかしていたよね。」とか「iPhoneみたいな面倒くさいツールにきゃーきゃー言っていたよね。」とか言っているのではないでしょうか。

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「タイピングがなくなる」なんて、今の40代以上の人には信じられないかもしれませんが、現代の小学生は、音声入力でGoogleを自在に使いこなすのが「あたりまえ」です。

つまるところ、この子たちが大人になることは、嫌でもこれがスタンダードになるのです。

小学6年生は12歳ですから、10年と言わず5年程度でタイピングフリーの時代は来そうですよね。

また、iPad Proを使っているひとなら、首を縦に大きく降ってくれることと思いますが、iPad Proを使うと、「板書」がどれだけ意味を成さない行為かを、ひしひしと感じます。

「時代を先読みして動いていく」という選択


このように、10年15年を振り返ると、未来の10年15年も結構具体的に予測できます。

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であるのならば、私たち自営業者はここから逆算して、今導入すべきものを見極め、今日すべきことを逆算して将来の活躍を意図的に作らない方法は無いですよね。

「時代に後からついていく」という方法もありますが、「時代を先読みして動いていく」という方法もあり、それをしている人がどの時代も活躍しているということを、今日は認識しましょう。

まとめ


ということで今日は、「未来予測をしながら今日の仕事をしよう」というお話しでした。

上記「『時代に後からついていく』という方法もありますが、『時代を先読みして動いていく』という方法もある」と書きました。

これはつまり、「時代に付いていくのを諦める」という選択肢は無いということです。

「スマホにタブレットにAIで、もう何がなんだかわからない!」という方も、まだ間に合います。

「時代に付いていくのを諦める」という選択肢は今日この瞬間に辞めて、「時代を先読みして動いていく」という選択肢を選んでみましょう。



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