義務教育課程で頭にこびりついた「正解だけを答えるというヘッドギア」をはずせ!

社会人に「考えずに、記憶した正解を答える」は必要ない。


こんにちは、「事業経営と集客を体系的に学びたい個人事業者の為の人気教室学園」校長の齊藤直です。

夏休みだからでしょうか。

ここ最近、我が家の小学生チーム(娘・息子)が、

「ねぇ、パパ。●●ってなんで✕✕なの?」

と、1日にいくつも質問をしてきます。

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子ども達からこうした質問を受けた時、僕は決まって、

「何でだと思う?」

と、僕は質問返しをします。

すると、彼女たちは、小学生の発想力で、

「●●だから!」

と、2・3の解答(仮説)を、元気よく発表してきます。

これ、大概、的外れです。(笑)

でも、僕の質問返しを受けて「一度考えてみる」ということをしているので、良しとしています。

学園生も同様です


ちなみに、コレと同じことを、日々人気教室学園の学園生にもしています。

僕は、学園生さんから、

「直さん、●●って、どう思いますか?」

と、質問を受けると、

「●●さんは、どうお考えなんですか?」

と、質問返しをします。

この質問返しをすると、「考える」という行為ができる人は、解答(仮説)を複数答えられます。

しかし、「考える」という行為ができない人・苦手な人は、秒速で「わかりません。」と、お答えになります。

こういう人には・・・

「考えてみるって、小学1年生でもできることなので、まずはご自身で一度考え、どういう答えがありそうなのか、再度教えて下さいね。」

と、お伝えしています。

僕が、冷たくもこのようにあしらう理由は、

「考える」ということをしない人は、その事業で100,000,000%うまくいく可能性が無いから

です。

義務教育のヘッドギアをはずせ!


僕たちは、義務教育課程で「考えずに、記憶した正解を答える癖」がついています。

この「考えずに、記憶した正解を答える」を答えるって、学生のうちはいいんです。

なぜなら、学校では考えずとも正解をを答えると「◯」がもらえますし、受験では、それができる子が生き残るわけですから。

でもややこしいことに、社会に出ると考えずに記憶した正解を答えることは必要とされず、正解を探る力が必要とされます。

仕事って、毎日正解があるのか無いのかわからないことに挑戦し、「これかな?」という正解を自分で見出す力が要求されますよね。

コレをするためには、まずは「どこの正解がありそうなのか」から、自分で考える必要があるわけです。

しかし・・・僕たちは義務教育で「考えずに、記憶した正解を答える癖」がついています。

ということで、社会人はまず、義務教育課程で頭にこびりついた「考えずに、記憶した正解を答えるヘッドギア」を外すことが、大切です。

些細な事から考えてみる


義務教育家庭で僕達にこびりついた「正解だけを答えるというヘッドギア」は、些細なことでいいので「それはなぜなのかを自分で考えてみる」という「考える数稽古」でしか、外すことができません。

考えるって、非常に疲れますよね。

脳科学的にも、「考える」をすると、前頭葉がめちゃくちゃ働き、多くの糖分を消費するそうです。

つまり、「考える」をすると物理的に疲れるので、人はあまり考えたがらないのですね。

でも、考えることこそ、社会人には必須な力。

ということで、今年のお盆休み中は、美味しいものを沢山食べて、些細なことでいいので「それはなぜなのかを自分で考えてみる」をしてみてください。

「正解だけを答えるというヘッドギア」を外すためには、考えてみる数稽古が重要です。



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